3列シート大型ミニバン徹底比較!【後編】 走りを求める人にお勧めできる一台は?

前回からの続きである「3列シート大型ミニバン徹底比較」特集。
今回はいよいよ完結編です。

「3列シートは緊急用ではない!」を前提にして、その中で走行性能の高い…運転して楽しいミニバンはどの一台か?
結論を出していきましょう!!

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ちなみに対象外にした小・中型ミニバンたち

結論を出す前に、対象外としたミニバンたちをご紹介しましょう。
基本的には3列シートの居住性の問題で候補に挙げていません。

シエンタ(トヨタ)

シエンタ新型
出典元:トヨタホームページ

3列目シートの問題で対象外とした一台。
個人的には、フルモデルチェンジした現行モデルのデザインは結構好きなんですが、決して足下空間は広くない上に3列目シートは決して上質とは言えません。

7人乗ってもロングドライブ大丈夫!!

という一台を探しているので、選外です。
また、走行性能的にも決して優れてはいない……あくまでコンパクトカーなのでね。

ただデザインは非常に好きな一台。
こう見ると最近のトヨタ車ってピカチュウみたいだね。

WISH(トヨタ)

WISH
出展元:トヨタホームページ

個人的に結構好きなタイプの一台。
ただしこれも、同じく3列シートの居住性の問題で構想外。
後はスライドドアじゃないしね。

まあCVTだし、パワーも1.8~2Lエンジンだから、正直特筆すべきものがあるわけではないんだけど。
トールワゴン系よりは、こういったタイプのミニバンのほうがスタイリッシュなんだけどなぁ……。

アイシス(トヨタ)

アイシス
出展元:トヨタホームページ

スライドドアを搭載したトヨタの中型ミニバン。
とはいえサイズ感は結構小柄で、取り回しがし易いという利点が光ります。

ただ、残念ながら今回の特集では対象外。
3列目シートは足下空間を含めて実用可能なレベルにはあると思われますが、やはり常時使用&長距離移動可能なレベルかと問われれば疑問符がつきます。(シートの座り心地含め)
実際に3列目のニーズにある程度妥協しつつも、「それでも3列目もちょくちょく使う」という方には、非常にオススメな車の一台ではあります。

ただ、走りが楽しいミニバンでは決して無い……。

フリード(HONDA)

フリード
出典元:HONDAホームページ

ちょいす、ちょうどいいのフリード。
今回の特集にはちょうどよくないので選外にしましたw

理由はやっぱり3列目。
足下空間などは広めに作っているようですが、3列目シートのシートそのものがしょぼいのはどうしようもない……。
別にそれがダメというわけではなくて、そういう前提の車なので……3列目はあくまで緊急用です。

どうでもいいけど、やっぱりHONDA顔はノーズが短いとイマイチ……。

ジェイド(HONDA)

ジェイド
出展元:HONDAホームページ

そしてこれが、ノーズが長い映えるHONDA顔。
スタイリングはミニバンの中でもトップクラスだと思います!

ただ、スタイリング以外の面では色々と中途半端感もある一台。
実際には3列目シートが実用的なレベルにないので、今回の特集からはハズさせてもらいました。

RSという看板グレードは一見魅力的だけど、しょせんは1.5Lターボと言うべきか、150psで何とCVT……。
レーシングでもスポーツでもなく、ロードセイリングに過ぎない仕様なのが何とも残念です(´ω`)

プレマシー(マツダ)

プレマシー3代目
出展元:マツダホームページ

個人的に、普通にミニバンの購入第一候補と考えているのがこのプレマシー。
ただ3列目シートは決して広くないので、この大型ミニバン特集の対象外にしてます。

所詮は…といっては失礼ですが、この車も3列目は非常用。
小さい子供ならまだ耐えられるかもしれませんが、大人が長時間座るようにはできてないですよね。

「ナガレ」系のデザインは悪くないんだけど、フルモデルチェンジで鼓動化されるのはいつだろう?

7人乗り大型ミニバン比較結果まとめ

さて、というわけで長くなりましたがまとめです。

今回比較したミニバンたちについて、以下の表にまとめてみました。
※4WDモデルの情報は以下の表から除いています。

ということで、まずは基本情報から。

車名 車高 車両重量 燃費 価格 備考
エスティマ 1730~
1760mm
1700~
1830kg
11.4~
9.1km/L
287~
407万円
HVは対象外
V6も実質…
ノア
(ヴォクシー)
1825mm 1560~
1730kg
14.6~
23.8km/L
227~
305万円
アルファード
(ヴェルファイア)
1880~
1935mm
1,920~
2100kg
9.5~
12.8km/L
319万円~ HVは対象外
オデッセイ 1695~
1715mm
1720~
1810kg
12.6~
13.6km/L
276~
350万円
オデッセイ
アブソルート
1685~
1715mm
1740~
1830kg
13~
14km/L
303~
371万円
ステップワゴン 1840~
1855mm
1630~
1780kg
15.4~
17km/L
228~
288万円
エルグランド 1805~
1815mm
1910~
2050kg
9.4~
10.8km/L
321万円~ V6はムリ…
セレナ 1865mm 1610~
1680kg
13.8~
16.0km/L
250~
351万円
MPV 1685mm 1760~
1770kg
11.0km/L 282~
331万円
古い……
ビアンテ 1835~
1855mm
1660~
1770kg
9.4~
14.8km/L
234~
267万円
SKYACTIVE1択
デリカD:5 1850~
1870mm
1680~
1910kg
11.2~
13.6km/L
239~
404万円
4WDも入れてる

ということで、大きいのから小さいのを色々列挙してみました。
まあこの車両情報だけ見れば、そりゃ小柄な車が強いですよね(^^;

中でもノアは優等生。
コストや燃費もそうなんですが、特に車重の軽さが光ります。
あ、ちなみに最高燃費が良いのはHVなので……軽くないモデルですww

そして意外や意外(でもない?)、オデッセイの全高がかなり低い。
色々変わってトールワゴンになってしまっても、オデッセイの方向性はぶれていないということでしょうか??
非ハイブリッドであれだけの重量に対して、燃費だって立派なものです。

さて次はエンジン周りを一覧にしてみます。

車名 最高出力(ps) 最大トルク(kgf・m) トランスミッション
エスティマ V6:280/6200
直4:170/6000
V6:35.1/4700
直4:22.8/4000
V6:6AT
直4:CVT
ノア
(ヴォクシー)
直4:152/6100
HV: 99/5200
(モーター:82)
直4:19.7/3800
HV:14.5/4000
(モーター:21.1)
CVT
アルファード
(ヴェルファイア)
V6:280/6200
直4:182/6000
V6:35.1/4700
直4:24.0/4100
V6:6AT
直4:CVT
オデッセイ 直4:175/6200 直4:23.0/4000 CVT
オデッセイ
アブソルート
直4:190/6400 直4:24.2/4000 CVT
ステップワゴン 4T:150/5500 4T:20.7/
1600~5000
CVT
エルグランド V6:280/6400
直4:170/5600
V6:35.1/4400
直4:25.0/3900
CVT
セレナ 直4:147/5600 直4:21.4/4400 CVT
MPV 直4:163/6500 直4:20.7/3500 5AT
ビアンテ 直4:144/6200
SKY:151/6000
直4:18.8/4000
SKY:19.4/4100
直4:4AT
SKY:6AT
デリカD:5 直4:150/6000
:170/6000
D :148/3500
直4:19.4/4200
:23.0/4100
D :36.7/
1500~2750
直4:CVT
D :6AT

こうしてカタログスペックで見ると、エスティマがそれほど伸びてないですね。

走りの良いミニバンの代表格といえばエスティマだと思ったのですが、恐らくライバル格になるであろうオデッセイに完全に力負けしている印象です。
相変わらずエリートな卵型はけっこういいデザインだと思うんですが、やはりモデル末期……そろそろFMCの時期ということでしょうか。

V6エンジンはどれもこれも高いスペックですが、残念なことにすべてハイオク仕様(そりゃそうか)。
となると、直4で頑張りをみせるHONDAのVTECを搭載したオデッセイがやはり光って見えます。

意外な好印象(?)はビアンテ

ビアンテ
出典元:マツダホームページ

全体的な印象で言えば、好印象はマツダ勢です。

MPVもビアンテも、とにかくスタイリングとトランスミッション(CVTではない)において他に類を見ない。
特にビアンテの6ATというのは、さすがスカイアクティブ!!
ビアンテのスカイアクティブモデルは性能が圧倒的に向上しているだけでなく、何故か価格まで安くなっているので、もうスカイアクティブ以外はありえない選択になりそうですww

懸念材料としては、肝心要の3列目シート。
マツダさんも「子供さんが乗ることを想定」とか言ってくれちゃってるので、購入前に必ず実車で確認する必要がありそうです。

ただ、ビアンテも既にフルモデルチェンジの時期を迎えています。
マツダがミニバンクラスを開発している…特にトールワゴンタイプを発売するというのはあまり考えにくいのですが、どうなることか。
MPVとビアンテは車種統合なんて話も少し前にはありましたが、最近は後継モデルの話そのものが全く聞こえてきません。

いかにスカイアクティブ技術の供与を受けたとはいえ、車の骨格部分は変わらないはず。
年数を重ね、ライバルであるノアやヴォクシーといった猛者たちのニューモデルに比べて、徐々にスペック面で不利になっているのかもしれません……。

軽さとコストが売りのノア・ヴォクシーは、割り切り車としては…

ノア
出典元:トヨタホームページ

割り切り前提、運動性スポイル前提、コスパと居住空間を突き詰めれば……答えはノアかもしれません。

ただ、この車の好印象な点としては、車両重量がとにかく軽いこと。
今回特集した車たちの中では最軽量で、廉価モデルが唯一1500kg代を誇っているモデルとなります。

エンジン出力も152psと、今回特集の大型ミニバン…なんだけどその実中型ぐらいな車たちの中では、最高値を記録しています。
最大トルクの発生する回転数も使いやすい域に設定されていて、パワーユニット的にはかなり頑張っている印象。

トランスミッションこそCVTですが、マニュアルモードも標準装備(Xはオプション、HVは不明w)なので、「これは楽しい!!」とはいかずとも、「それなりに楽しめる」車ではないかと思われます。

という具合で、良かった車たち!

ビアンテもノアも、想像以上にイケてる感じで、調べて見るとミニバンも中々楽しそうですね♪
あ、別に乗りたいというわけではないですよ!?Σ(゜д゜

さて……では今回の特集の終わりに。

独断と偏見に基づく、今回特集車の中での最優秀賞を発表します!!
室内空間と走りを併せ持った、「買い」な大型ミニバンはどれだっ!?

現行モデル最優秀賞!オデッセイは背が高くても最高峰だ!

オデッセイアブソルート
出典元:HONDAホームページ

色々比較しましたが、結論はこの一台でした。

HONDA「オデッセイ」、突き抜けてこの一台が良かった。

はっきり言って、私はこのモデルがあまり好きではありません。
HONDAが変えざるをえなかったことは重々承知のつもりですが、それでも好きではありません。
オデッセイは先代までの低重心モデルのほうが好きですし、このランキングにもし先代モデルを含めていた場合、現行モデルを差し置いて先代を選出する可能性だってあるぐらいです。

ただ。

ちょっと別格でしたね。

運動性能と室内空間、そして価格帯のトータルバランス。
特にアブソルートのコスパと運動性能は非常に魅力的に映ります。
グレードを選ぶなら、7人乗りか8人乗りのアブソルート(軽い8人乗りが好みだけど、リセールバリューを考えると、安全装置のHONDAセンシング付の方が良いかも?)となるでしょう。

エスティマと比べれば、その差は顕著ですね。
トールワゴンの本質をキープしつつも美しく流麗なフォルムを備えたエスティマという車は、この特集まで現行ミニバンで最も好きな一台だったのですが。直4モデルとV6モデルの間を埋めるようなスペック&価格設定のオデッセイアブソルートは、個人的にベストマッチでした。
そして「あのエスティマ」より低重心で高スペック(直4と比べてねw)な一台ということで、オデッセイの評価が高くなったことも事実です。
まあ何度も言いますが、エスティマもやはりモデル末期ということですかね……。

特に、予算300万に対しての選択肢としては、やはりオデッセイがベストでしょう。
それ以上コストに余裕があるなら、より上位のV6搭載ミニバンを選択していくのもありかもしれません。
特集にあげましたが、やはりアルファードやエルグランドは高い……内装が豪華で走りにゆとりもあるのはわかるのですが、コスト的にどうしても割高になってしまいます。

というわけで、間違ってもイイ!ファミリーカー選び的な大型ミニバン特集でした!!
次はそのうち、中古車編でもやってみたいと思います!!(^_^)/

ミニバン買うなら必須。得する車の買い方とは?

新車のお得な買い方とは?

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