それでもダイハツがピンチな理由~次期ミラはアルトを超えることができるか?~

ミラ
出展元:ダイハツホームページ

今日のテーマはダイハツ。

2015年の軽自動車販売台数ではスズキを超えて1位の座を揺るぎないものとしているダイハツ。
なんと言ってもタントという絶対的な雄の存在が大きく、フルモデルチェンジされたムーブと併せて、スズキを寄せ付けない圧巻の販売実績を誇っています。

ただ。

その勢いは、果たしてどこまで続くでしょうか…?

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とにかく圧巻のタント!ダイハツは強い!

乗用車ベスト15 201504~201509

車種 メーカー 通称名 本年累計 前年累計 前年累計比
乗用 1 ホンダ N-BOX 77211 77814 99.2
2 ダイハツ タント 66626 108946 61.2
3 日産 デイズ 62306 79454 78.4
4 ダイハツ ムーヴ 52645 56933 92.5
5 スズキ ワゴンR 51990 75104 69.2
6 スズキ アルト 51930 55019 94.4
7 スズキ ハスラー 46522 58226 79.9
8 ダイハツ ミラ 43131 57204 75.4
9 ホンダ N-WGN 37151 59234 62.7
10 スズキ スペーシア 36595 53646 68.2
11 ダイハツ ウェイク 20722 2014-10
12 三菱 eK 18582 28901 64.3
13 スズキ エブリイワゴン 9141 6185 147.8
14 ホンダ N-ONE 8960 15984 56.1
15 トヨタ ピクシス 8554 8848 96.7

出展元:全国軽自動車協会連合会

販売実績を見ると、とにかく圧巻なのがTANTO。
ライバルであるスズキのスペーシアなど相手にもなりません。
2015年の4~9月の販売実績では、N-BOXに次ぐ2位。

モデルチェンジ直後でもないのに、すごいもんです。
(N-BOXもすごいもんだ…)

上図は昨年4月から9月の期間の集計ですが、10月も11月も似たようなもの。
2014年12月にフルモデルチェンジを終えたばかりのムーヴ、そして2015年秋に発売になったばかりのキャストを従えて、ダイハツは軽自動車市場を独占したかのような興隆を誇っています。

意外なことに、「ミラ」が8位で健闘中。

恐らく「ミラココア」が主流なのかもしれませんが、一部改良が重ねられているとはいえ、2011年発売の旧型がベースとなる車両でこの販売実績はたいしたものです。

なんだ、ダイハツやるじゃんヾ(´ω`)

それではまた次の記事で~♪

…………ええっ!!?Σ(゜Д゜)

ダイハツに立ちはだかる8代目アルトの壁

こうしてみると、思ったより(やっぱり?)売れてない新型アルト。

原因としては、個性豊か過ぎるエクステリアが若い層から人気を得られず、かといってラパンでは女の子し過ぎていて、旧型アルトからの乗り換えの層からの理解を地味に得られていないのかもしれません。

8代目アルトは、もう少し極端にスポーツイメージを押し出しても良かったかもしれませんね。
大好きなデザインなんだけど、このままだとおじさん車両にしかならなそうだし……。

まあそれはともかく、です。

ダイハツにとって、スズキのこの新型アルトと、それに伴い恐らく近々現れるであろう新型ワゴンRはまさに目の上のタンコブ。
新車販売戦略にクイを打たれたのではないかと予想します。

屹立する燃費の差。しかもアルトは…

やっかいなのは、スズキの新型アルトが小手先の技術に頼らない徹底した軽量化によって、圧巻の燃費性能を達成したこと。
高圧縮比エンジンとの合わせ技で達成した37.0km/lという数字は、ガソリン車では傑出していて、これを超えるのはHVであるプリウスとアクアのみです。

しかもこのアルトはスズキ得意のマイルドハイブリッドシステム「S-エネチャージ」を搭載していないのです!
販売価格を重視したことで通常のエネチャージ(モーターアシスト無)のみの設定となっていますが、言い換えれば「S-エネチャージ」を搭載すればいつでも燃費数値を伸ばせるということ。
この8代目にはなくなったグレードである「アルトエコ」を燃費専用グレードとして復活させれば、あっさりとトヨタのHV勢に迫れるのです。(ただ値段は上がるでしょうが…)

そのため、ダイハツは生半可な改良ではスズキに勝てない。

つまり、次期ミラにはダイハツの真価が問われるのです。

根本改革を成し遂げたアルトに副次作用も…

現在のミライースの燃費は35.2km/l。
一方で燃費37.0km/lのアルト。

一見すれば、1.8km/lの差に過ぎませんが、問題は車重です。

アルトは車重650kg(グレードL)。
一方でミライースは重量は730kg。

一概には言えませんが、そもそもの原則として、クルマは「軽いほど楽しい」です。

もちろん、重量級のクルマをかっ飛ばす爽快感も最高です(笑)
ですが、同じ格のクルマなら、軽いほうが良い。

軽い方が燃費が良く、軽い方が加速が良く、軽い方が操舵が良い。
これは原理原則です。

次期ミライースは、燃費の問題だけでなく、この車重の差による走行性能の差とも戦う必要があります。

もっとも、ダイハツはかつてエッセという秀逸な軽自動車を発表したこともありました。
軽量化には絶対の自信を持っているはずで、スズキと真っ向から勝負してくる可能性はかなり高いと予想できます。
ダイハツが620kgぐらいでミライースの新型を持ってきたら、それはとても面白い事態に発展しそうですねww

一方でミライースはエンジン周りが色々複雑そう(詳細は知りませんw)なので、車重に目をつむりつつ、むしろ装備の充実感で勝負してくるかもしれません。
8代目アルトの乗り心地はお世辞にも良いとは言えない(値段なり、と言えます)ので、それも一つの作戦かもしれませんね。

当方としては、是非の軽量化を所望致す(´ω`)

次期ミラがD-baseなら…。ダイハツ対スズキはアツい!

ちなみに次期ミライースのプロトデザインかとも思われる「D-base」はなかなか攻撃的でカッコイイデザイン。
アルトのような変カッコイイ&頭に残るデザインではありませんが、あのまま発売されてくれるなら、デザイン面でもアルトに対する対抗馬となってくれそうです。

というわけで、現在絶好調のダイハツですが、スズキの影はじわりじわりと影響を出し始めています。
2012年以来のフルモデルチェンジを控えるワゴンRが、アルトと同じようなパフォーマンスで新型を出してきたとしたら……新車販売台数で逆転される可能性も、ゼロではありません。

この両車の激突からは……目が離せないですね!!

……あ、スズキさん、カプチーノマダー?(・∀・)

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コメント

  1. D より:

    ミライースは旧型ミラのプラットフォーム使い回しですよ?
    新型アルトは専用に作り直してますよね。笑

    • セトシン より:

      Dさん、コメントありがとうございます♪

      勝てますかね~ダイハツ。
      地味にアルトのあの車重は、現代のクルマ事情を鑑みればすごいことなんじゃないかと……。
      いわゆるイーステクノロジーだけで、あの燃費を達成したミライースはたいしたモンなんですけど、さすがにあんなに軽くはデキナイヨナァ……(´ω`)
      ……と、次期ミラに想いを馳せておりますw
      一部の雑誌の報道通り、今年にミラの新型が出るなら……面白い一年になりそうですね♪( ´▽`)