私がテスラとイーロン・マスクを嫌いになった理由【後編】

それはハートだ!

昨日の続きでござる。

テスラ&イーロン・マスク氏について徒然とくっちゃべるよ。
好きな人はごめんなさい。スルーしてやって下さい。

前編はコチラからどうぞ。

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テスラという会社に望むことは単純

多分、そうはいっても「テスラは失敗に負けずに未来へ進んでいくんだ」と思っている諸氏は多いだろう。
失敗の犠牲になった人たちはたまったものではないが、その失敗の原因は基本的にテスラにはないわけで、これが時代の進化への道筋だと言うのならそうなのかもしれない。

この会社に対して望むことは非常に単純で、

「ユーザの方を向いて欲しい」

という、ただその一点に尽きる。
ユーザに誤解を与えない、きちんとした説明をした上で、オートパイロットシステムを販売してくれればいい。

そして現に、テスラはその対応を後付けながらも行った。
その点については、とても立派だと思う。

イーロン・マスクがどうしても信頼できない理由

ただ一方で、イーロン・マスクという人物に対しては根本的に信頼がおけない。

ビジネスマンとしてではない。
クルマ好きとして、である。
(まあ自分だったらビジネスマンとしても信頼しないが…)

理由は単純で、彼は単に

「金を転がしているだけ」

にしか見えないからだ。
もっと言えば、自分の作品で他人を幸せにしようとする気持ちが見えない、と個人的には思っている。
視線は自らのビジネスにのみ向いており、少なくともクルマに関しては、その商品でユーザを幸せにしてやろうというビジネスで一番大事な部分が欠落していると思う。

でなければ、自動運転に対してあんな強硬姿勢は取らない。

あんなペテンのようなコメントを垂れ流したりはしないのだ。

多くの人が彼のことをイノベーターだのカリスマCEOだの何だのと絶賛するが、その意見には私が全く賛同できないのは、そんな理由からだ。
自転車操業の金転がしをやるのは、上手だと思う。
でも、それが「本当にスゴイ人」なのかといえば、首をかしげるざるをえない。(そもそも私はあんまりビジネス詳しくないしね)

仮にスティーブ・ジョブズであれば、一連の自動運転事故に対するコメントは、絶対に違ったものになったはずだ。
自分の作品で他人を不幸にしたのなら、それはとても悲しい出来事のはずで、「完璧な商品」を作りたいという彼の原点に違う。
なんとも無意味な「もしも」だが、ジョブズがいればアップルは自動車産業に参入しただろうか……。

ジョブズという稀代のカリスマとイーロン・マスク。

何が違うのかと言えば、自分の作品に対する「愛」だと思う。
消費者を幸せにしたいという根本的な動機の差だと思う。
恥も外聞もなく(あるいは外聞を上手くごまかして)、「自動運転の事故は一般人が普通に運転するより少ないからいいのだ!」なんて、自分の商品を愛していたら絶対に言えないと思うのだ。

マスク氏がどうすればいいのか、なんてわからない。
ただクルマ好きからすれば、もうちょっと「クルマを好きでいて欲しい」とは思う。
クルマが好きで、自分の作ったテスラのクルマが好き。
だからユーザには、もっともっといいクルマを届けたい。
そういう純粋な想いを、作品に乗せて欲しいと想っている。

まあ実は彼がクルマ大好き人間で、そういう強い想いを持っているのかもしれないが。
そうだとしたら、言い方が悪いよww 実はツンデレなのか?ww

そういえばマスク氏は先日、新しいモデルSに、

「完全自動運転を実現するためのハードウェアを搭載した」

的な感じのワケのわからないコメントを出していた。
ソフトウェアが完成していないのにハードウェアが帰結するなんてありえないと思うんだが、恐らく金がないからどうしてもクルマを売りたいんだろう(笑)

テスラは自動運転における大陸横断をやるらしいが、是非そのシートにはマスク氏自らが座って欲しいものですw

美しいEVを渇望する気持ちは未だにある

私の中で、もはやテスラに乗ろうという気持ちはない。

デザインや売り方が傑出しているだけで、商品力そのものが高いメーカーでは決してないから、敢えてテスラを買う利点は、冷静に考えればあまりないのだ。
リーフがカッコ良くなったら、そっちの方がいいと思ってる。

不思議なもので、最もハートに訴えかけるデザインをしているEVが、実は最もハートを感じないEVになっているわけだ。個人的にね。

未来は誰にもわからないが、ガソリン車が絶滅することはありえないと思っている。
NewsPicksで先日、こんな記事があった。

2030年にメーカーの利益は半減…デロイトトーマツが自動車産業の行く先を予想した

色々な角度から専門家が検討したのだと思うが、個人的に現実味はないと思っている。
地方都市在住者としては、長距離移動のニーズが失われることはないと思うわけで、ということは充電の問題があるEVは利用価値が薄く、必然的にガソリン車が幅を効かせる時代は残るということだと思っている。

ただ、いずれにしても今後、EVのシェアが増えるのは間違いない。
私の家庭も未来では、一家に一台のEVと一台のガソリン車になってくると思ってる。
当然ガソリン車はマツダの予定(笑)だが、EVはどうなるか……。

美しくカッコイイEVを、渇望しております。

というわけで、個人的な想いを垂れ流させて頂きました。
お耳汚しでございましたm(_ _)m

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コメント

  1. NaCl より:

    基本的にはアメリカではたとえ製品に事故があっても顧客側に非がある場合は謝罪しません。
    いざ訴訟になった際に不利になるからです。
    事故が起こるとまず企業側に責任を問われる日本の感覚からはかなり乖離していて、高飛車な対応に見えるのは仕方がないのかもしれません。
    また、アップルは筆者のイメージとかなり違いそうです
    テスラに近い企業風土なのは確かですね・・・
    宣伝が上手いので革新的に見える一方、実際には革新的というより堅実で現実主義的に作られているところまで似ています・・・
    どちらも少なからず尊大で高飛車なイメージがありますが、製品を通じて人々を幸せにしようとする気持ちに欠けているかと言われると、どうなのでしょうか・・・
    日本は製品に完璧を求め過ぎる傾向があるので、信頼性は高く、ユーザー一方で、孤立化したり、特にソフト面で開発が遅れたりしがちな印象です
    現に自動運転では前述の要因で日本勢が後塵を排しているのは否めないです
    このまま取り返しがつかないくらい差を広げられなければいいのですが・・・

    ちなみに、自動運転についての個人的な見解ですが、事故が起こるリスクは自動運転の方が圧倒的に低いにも関わらず、自動運転のトラブルで事故が起こるとメーカー側に責任追及されがちなのに対し、人間が運転する際の事故のリスクについて軽く考えてしまいがちなのではと思います

    なお、「完全自動運転を実現するためのハードウェア」とはソフトの開発が完了次第完全自動運転に対応できるように、カメラなど必要な装置を予め搭載しておいている意味だと思います
    ソフト更新による機能追加が可能だからこそ成せる技ですね

    • セトシン より:

      NaClさん、コメントありがとうございます♪
      返信遅くなってすいません。。。

      Appleについては、最近ジョブズの自伝を読み返したばかりなのでやや誇張があるかもしれませんww
      まあジョブズ後のAppleについては、現実主義な営利企業というイメージですけどね(^^;
      ジョブズがいたらこの業界に参入したかは……考えても詮無きことかも知れませんが。

      ベンツも自動運転のレベル2をリリースしてますし、日産もなんちゃってですがセレナで頑張ってます(よくカメラだけでやったなと思いますw)
      人間が起こす事故のリスクの大きいのは恐らく確実なのでしょう。
      ただ、だからといって中途半端にリリースした技術で事故が起きるのは、少なくとも「自分たちの技術でたくさんの人を守りたい」と考えている技術者たちに対して筋が通らないと思うのです。
      もっともテスラはその後、きちんと対策を取っているので、別に思うところは少ないのですが、イーロン・マスクの発言は完全に責任転換であり、やや偏見を持たざるをえない……というのが私の現時点での気持ちです。まあ私がどう思おうが彼にはあまり関係ないのかもしれませんがw
      テスラが好きだっただけに、とても残念でした。

      「完全自動運転を実現するためのハードウェア」については仰る通りだと思いますが、ソフト更新だけで今自動運転できないものが自動運転になるのかというのが気になっております(^^;
      そういう繊細な制御って、ハードウェアと日進月歩で薦めていくものだと思うのですが……。
      論理的に言えば、画像認識用のカメラとレーザー・レーダーの入力は現機能で十分だと判断してるということなのでしょうが……CPUとか追加してるってことかなぁ??

      そしてモービルアイ(多分…)と揉めてから、あの会社どうするのか地味に気になってる……。
      技術的にぬきんでた会社ではないと思ってるので、もしかして行き詰まってるのではと心配です。。。
      自動運転の連合にも加わらなかったようで、果たして……。