新型リーフ年内発売決定に拭えぬ違和感。もう航続距離を比べるのは終わりにしないか

IDSコンセプト
出展元:東京モーターショー公式ページ

実は既に、新型リーフが年内に発売されることが決まっています。
全然知らなかったけど、本当みたい。

何だか突如として北米日産が、

「新型リーフは年内に発売するゾイ♪ 9月がワールドプレミアだゾイ♪」

とTwitter上で宣言してたらしいです。
変なトコロでイーロン・マスクのマネしなくてもいいのにさ……。

スポンサーリンク
レクタングル大

新型リーフの予想スペックはスゴイが…

ぶっちゃけ、2015年の東京モーターショーに出ていた「IDSコンセプト」(上記写真)が、世間の噂通り次期リーフだとするのなら、それはそれは物凄いことだと思うのです。
何故ならそれは、

テスラモデル3よりカッコイイ!

からであります。
え、何かご意見でも……?w(´・ω・`)

まあデザインの優劣は主観によるものだとしても、日産がようやく「まともに見えるクルマ」をつくったことは事実です。
この空力を考え抜いたようなフォルムは、エコというよりレーシングマインドを掻き立てますし(?)、近未来的なフロントノーズは愛嬌と先鋭さを同時に堪能させてくれる優れたデザイン性を魅せてくれます。
Vモーショングリルが出た当初は「日産死んだ」と思いました(失礼w)が、デザインの完成度をかなり上げてきた印象があります。

ていうか何度も言いますが、このクルマもうリーフじゃなくて、「スカイライン」で売ったらどうですかね日産さん?

さて、そんなこんないってますが、世間様は全く別のことで騒いでます。
何でも、

新型リーフの航続距離は500km~550kmになるのではないか!?

というのが、EVを語る上でホットな話題だそうで。(多分w)
この数字がどれくらいのものかと言いますと、

出たばっかりのリーフ:200km

今のリーフの上位グレード:280km

テスラモデル3(予定):345km

テスラモデルS(高グレード):613km

まあぶっちゃけ、モデルSは鬼のように航続距離がありますが、1700万もします。
100kwhもバッテリー積んでるんで、そりゃ長いでしょうよというお話。
一方で新型リーフ、IDSコンセプトの時点では60kwhのバッテリー搭載を公言しております。
この積載量でこの数字はかなり驚きなワケでありますが、まあぶっちゃけ、

航続距離とかどうでもよくない?

というのが、地方民である私の意見であります。
200kmも走ればじゅうぶんだろ…(*´ω`*)

航続距離重視は問題をはき違えている

確かに、航続距離は非常に重要だと思います。
航続距離100kmのEVなんて、隣の県にお出かけもできません。
全くもってクルマとしてはお役に立たないガラクタざます。

が、しかし。

では航続距離が延びればいいのかというと、そういう問題でもない。

例えば隣の県にフル充電で出かけたとします。
日帰りなら別にいいかもしれない。
でも泊りがけの旅行では?
田舎のじーちゃんばーちゃん家に複数日滞在するときはどうするの?
そもそも根本的に、もっともっと遠い県に出かけたら?

「充電すりゃーいいじゃん(´・ω・`)」

とかいうご指摘は申し訳ないけど却下です。
その「充電する」という行為がそもそもリスクなのです。
何故なら、充電スタンドの数には限りがある上、充電時間が長いからなのです。

ガソリンスタンドの数にだってそりゃ限りはあります。
しかし、「じーちゃん家にはガソリンスタンドあるかなぁ…」なんて気にしながらおっかなびっくり出かける親孝行な息子はいません。

それは何故か。

問題はガソリンスタンドの数や位置ではなく、燃料補給にかかる時間にあるからです。
ガソリンなんて、行きがけの駄賃じゃないですが、さくっと入れてそれで終わり。
じーちゃん家が辺境の人外魔境であっても、行きがけと帰りがけにさくっと入れれば終わりなのです。

EVの場合はそうはいきません。
充電スタンドの数は、もしかしたらガソリンスタンドの数以上に増えるかもしれません。
でも根本的な問題である「充電にかかる時間」は、如何に急速充電が普及しようとも解決することはありません。
ガソリンスタンドなら3分でも、EVスタンドでは30分なのです。
そして、じゃあEVスタンドをガソリンスタンドの10倍そろえればいいのかというと、そんな単純計算でもないと思います。

EVスタンドで充電を開始した。
よし何しよう、メシでも食べよう。
そして30分経過で充電が終わってるぜキャッハー。

これがEVの「燃料補給」です。
30分で帰ってきてくれる良識ある方ばかりならいいのですが、お土産選びに夢中になって1時間帰ってこない可能性もある。
つまり問題は、「30分」という数字が人間が我慢できる限界を超えていることにあるのです。

ましてEVスタンドは、上記の特性故に「そのへんに設置しておくだけ」では成り立ちません。
「30分の暇つぶし」ができる場所に設置しない限り、つまり何らかの施設に依存しない限り、単なる時間ドロボー。
田舎のじーちゃん家で、嫁の実家から離れるためのパパの方便に成り下がるわけです。(あれ、便利かもw)

つまり、何が言いたいかと言うとですね。

航続距離を延ばすことに躍起になってる自動車メーカーはアホか!( ゚Д゚)

と言いたいわけであります。

バカ正直にテスラに付き合うNISSAN

かなり言い方は悪いですが、私の本音は上記の通り。
私にはNISSANが、

「何故敢えて敵の得意な土壌で勝負するのか」

がかなり疑問です。

だって、航続距離伸ばしたければ、レンジエクステンダーを搭載すればいい。
わざわざアホみたいに電池積んで車重重くして、それが何だというのでしょう。

見る角度を変えてみます。

テスラは何故、アホみたいに電池を積むのでしょうか?

アホみたいに電池積んで、アホみたいに高くて重たいクルマを何故作るのでしょうか?

それは単純に、彼らが内燃機関をつくる技術を欠いているからだと思います。
EVベンチャーに、自動車メーカーに匹敵する内燃機関のノウハウはないでしょう。
レンジエクステンダーで航続距離の勝負になった瞬間、彼らの劣勢は決まってしまうのです。

故に、彼らはアホみたいに電池を積むしか「方法がない」のです。
アホみたいに電池を積んで、立体駐車場に「重さ」制限で入れなくなってもなお、それを「美しく新しいクルマとしてプロモーション」することにこそ、テスラの凄みがあります。
圧倒的不利な条件を逆手に取り、魅せ方の上手さで一線級のブランドになり上がって見せたのが、テスラという会社なのです。

んで、日産に再び問う。

何故テスラの土壌で勝負する必要があるのだ?

EVの持つ「排気ガスゼロ」というロマンに、魅力があるのはわかります。
同時にその「排気ガスゼロ」というロマンに、商売上の可能性があるのもわかります。

排気ガスを出さないクルマというのは、確かに夢の乗り物。
次世代の「クルマ」であること間違いなしです。
本当はリーフも、この人々の「夢」に乗じて時代の潮流を掴みたかったのでしょう。

でもまあ、もうそれテスラに負けちゃったし……(*´ω`*)

割り切ったトヨタとそのEVは…

そんなEVの姿に未練タラタラそうなNISSANを後目に、トヨタは完全に割り切ってる感がアリまくりです。

「ハイブリッドの次」という看板をぶら下げてまで登場したプリウスPHVが、その何よりの証左と言えるでしょう。

んで、2020年にはそのトヨタもピュアEVを出すそうな。

マガジンXさんが4月号で特集してましたが、航続距離は400kmを軽く超えるとか何とか。
これなら地方民も安心、隣の県にも安心してお出かけができますね!
さすがトヨタさん、リーフより航続距離少ないけどまあいいですよね!

……とは、さすがにナラナイと私は思うでゴザル(´・ω・`)

ここまで「わかった」PHV戦略を推進するトヨタさんが、航続距離に拘泥するでしょうか?
FCVを推進してるのだって、EVの充電問題から来る利便性に限界があると思っているからでしょう。
敢えてそこで、航続距離に固執したEV出してくるでしょうか?

個人的にはソコは、200km未満ぐらいの航続距離の小型量産車が出てくると予想。
それこそ、軽自動車サイズの小さい日用車。
これなら独自性も強いし、トヨタの今までのロードマップに準じた戦略となる。
そこに自動運転系の機能が乗っかれば……究極の「庶民の足」が誕生するではありませんか!

というのが、毎回言ってるけど私の予想です(笑)
てかそうなるともはやダイハツいらない……いや、あれは新興国用か……。

とにかく「カッコいいリーフ」を楽しみに待つ!

はい、色々とモソモソと語ってまいりましたが、要するに

「カッコいいリーフ」

が早く見たいというのがワタクシの本音でございます。

そして次期リーフに搭載されると言われていた

「プロパイロット2.0」

というのが非常に楽しみな今日この頃でございます♪
EVもさることながら、むしろNISSANは自動運転で頑張ってほしい!

嫌い嫌いオーラを出しつつも、実は日産が忘れられない浮気症な私なのでした(^^;

以上、毎度おなじみ「EVは充電がうにゃうにゃ」のコーナーでしたww
今日は長かったww

この記事が気に入ったら
ぽちっ♪とお願いします!

スポンサーリンク
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル大