【2017年】安価で乗れる自動ブレーキ搭載車特集! 歩行者検知のできる車種まとめ!(後編)

自動ブレーキ搭載車

前回に引き続いて、高齢者の方にオススメできる自動ブレーキ搭載車を探していきます。
キーワードは、

「安くて性能の良い自動ブレーキ」

です‼( ゚Д゚)ノ

※ 対歩行者検知機能付の車種のみをご紹介してます!(AT誤発進抑制はいずれも装備)

※ カッコ内の点数は2016年のJNCAP予防安全性能試験での点数です。

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イグニス(スズキ)

イグニス

自動ブレーキ搭載価格:147万円~

対車両性能 :★★★★★(32/32)

対歩行者性能:★★★★☆(20.3/25)

軽自動車ではなく普通自動車で。

そこに論点を移すと、実質的な自動ブレーキエントリー車両はこのスズキ「イグニス」で間違いありません。
しかも「エントリーモデル」とは言ってもそれはお値段だけの話。
実際の自動ブレーキ機能のレベルは極めて高く、トヨタのセーフティーセンスP(プリウス等に搭載の自動ブレーキ上位版)にも劣らないほどの性能を示しているのです。

イタズラ小僧のような小型SUVですが、荷室も広くユーティリティー性も高いです。
さすがにスライドドア搭載車ほどの利便性はありませんが、運動性能もなかなかのレベル(新世代スズキ車は軽量化技術が鬼)にある上、マイルドハイブリッドシステムを標準搭載!
カタログ燃費は28.8km/Lを誇り、そのあたりの軽自動車を簡単に上回ります。

高齢者の方に向けたモデルとして見ると、あくまでも小型SUV(もどき)なので、着座位置やアイポイントがそれほど高くない点は難点かもしれません。
ただ、ワゴンR等の軽自動車に比べれば、イグニスは内装のしつらえも走行性能も間違えなく一つ次元が高いところにあります。
維持費が許せば、検討してみるのも一興というべきでしょう。

スイフト(スズキ)

新型スイフト
出展元:スズキホームページ

自動ブレーキ搭載価格:155万円~

対車両性能 :★★★★★(32/32)

対歩行者性能:★★★☆☆(17.2/25)

なんだかスズキ車ばかりなこの特集。
いや、決して私がスズキの回し者なワケではなく(笑)、小型で安価な車に歩行者検知の自動ブレーキをつけてくれているのは、スズキだけなのですよね!

ありがとうスズキ…(*´ω`*)

そして今度はスズキの誇るコンパクトカー、スイフトです。
コンパクトカーといっても、フィットやノートのように室内空間に特化しているわけではなく、むしろ運転性能に重きを置かれているのが特徴ですね。

さてこのスイフトというクルマですが、自動ブレーキの性能については、先に発売されたイグニスに劣るという厳しい現実があります。(新型ワゴンRといい、どうしたんスズキ…)
コスト的にイグニスより高価な上に、高齢者の方の使い勝手を考えれば、アイポイントの低さやユーティリティー性といった様々な部分でもイグニスに劣ってしまいます。
従って、単に「自動ブレーキをとにかく搭載する!」というだけなら、スイフトは決してお勧めの車種ではありません。

しかしながら、本特集にスイフトを掲載するのには理由があります。

それは、自動ブレーキ付MT車としてはスイフトが最廉価であるという一点です。

そもそもMT車が少ないご時世ですが、スポーツ性能を重視しているスイフトにはMT車がきちんと用意されています。
そしてMTに対しても、きちんと自動ブレーキ機能が付随しているのです。
マニュアル車を運転している人への新しい提案として、スイフトは非常に強力な選択肢になります。

ちなみにイグニスより価格が高いのは事実ですが、高いなりの基本性能の差はあります。
やはり「乗って楽しいドライビングカー」としての性格が、スイフトの個性でしょう。

ソリオ(スズキ)

ソリオ
出展元:スズキホームページ

自動ブレーキ搭載価格:175万円~

対車両性能 :★★★★★(31.8/32)

対歩行者性能:★★★★☆(22.3/25)

どんどんスズキ車が続きます(笑)

「普通車でスライドドア」という条件に視線を移せば、ソリオというスズキご自慢の2列シート型バンが存在します。
バンなのでアイポイントも高く、乗降性にも優れているため、高齢者の方には運転しやすい一台でしょう。

ただ、こちらの自動ブレーキ搭載モデルの価格はかなりの額になってしまうので、ちょっとお悩みどころです(´・ω・`)
性能的にはスズキ車の中でもナンバーワンと呼べる自動ブレーキですが……。
ユーティリティー性という強みがあるにしても、ワゴンRから比べれば50万以上の値上がりになってしまいます。
そこをどう捉えるかが、ポイントでしょう。

ちなみにライバルであるトヨタ/ダイハツ組の「トール」「タンク」「ルーミー」といった車種は、自動ブレーキの性能が圧倒的に低いため、検討の対象にはならないでしょう。
「タンク」らの自動ブレーキはダイハツのスマアシⅡを採用していますが、歩行者検知機能もなく、動作速度域も狭いので、スズキ車の相手にはなりません。

アクセラ(マツダ)

アクセラ後期
出展元:マツダホームページ

自動ブレーキ搭載価格:192万円~

対車両性能 :★★★★★(32/32)

対歩行者性能:★★★★★(24.5/25)

2016年に行われたJNCAP予防安全性能の自動ブレーキ試験において、参加車両中最高のポイントをたたき出したのが、このマツダの「アクセラ」です。
最強と思われていたスバルのアイサイトを抑えての結果故に、その衝撃は大きなものでした。
(最もマツダがそれほどこの結果を「推さなかった」ので、あまり一般に認知されていませんが……)

恐らく、車両本体のブレーキング性能の高さも相まっての結果なのでしょうが、現時点で入手可能な自動ブレーキシステム搭載車としては、間違いなく最高レベルの一台。
セダンとハッチパック、二つのボディ形状から選択できるのも強み。
当サイトが盛んにオススメする一台でもあり、当サイト管理人(の嫁)の愛車でもあります♪(愛車なのは前期モデルなので自動ブレーキ機能は高くないですがw)

高齢者の方に向けた一台と考えると、メリット・デメリットははっきりしています。

メリットについて言えば、自動ブレーキ性能の高さもさることながら、衝突安全性、運転したフィーリングの良さ、効率的なペダル配置等で突き詰められた運転のしやすさ、圧倒的なスタイリングと、その「強さ」は一見してすぐにわかってしまいます。
また、ディーゼル搭載車(15XDと22XD)はその高速燃費の高さと燃料代の安さ、ディーゼルターボ特有の加速の伸びやかさで、他のメーカーでは体験できないマツダだけの個性を誇っています。

一方のデメリットも明確で、まず車体の大きさ(3ナンバーのCセグメント。海外ではコンパクトと呼ばれるサイズではある)故の取り回し性、Aピラーのデザイン故の視認性の悪さ、スポーティーなフォルム故のアイポイントの低さ、車高の低さ故の乗り込み難さがあります。
長短のはっきりした車と言えるでしょう。

余談ながら、マツダは「高齢者の認知症を防止する上で『運転する』ことは非常に意味がある」との見方を示しています。
「地方の高齢者の方が安心して“自分で”運転できる車」を目指している企業姿勢は、とても面白いと思いますね。
MTを備えている数少ないメーカーであることも注目です。(アクセラにももちろん有)

インプレッサ(スバル)

インプレッサ新型
出展元:スバルホームページより

自動ブレーキ搭載価格:192万円~

対車両性能 :★★★★★(32/32)

対歩行者性能:★★★★☆(22.9/25)

「アイサイト」と呼ばれる自動ブレーキシステムを世に送り出し、自動ブレーキシステムの第一人者となったスバル。
その最量販モデルとも呼べるこのインプレッサは、2016年にニューモデルに切り替わったばかりで、その年のカーオブザイヤー受賞車でもあります。
自動ブレーキは他メーカーの追い上げも激しく、既にアイサイトの一強とは呼べなくなっています(2016年の自動ブレーキシステム最高得点はマツダの「アクセラ」だった)が、総合的な安全機能を見れば、未だに世界最強を謳われても過言ではありません。

既にアイサイトは全グレード標準装備。

以前のように「4WDじゃないとつけません」みたいな謎のこだわりもありません。
最廉価の1.6Lモデルにも装備され、そのお値段は192万円。
同車格であるアクセラとほぼ互角というところでしょうか。

ですが、それだけではありません。

この新型インプレッサは、歩行者保護のエアバッグを標準装備するのです!

自動ブレーキも当然最高レベル。
ですがそれ以上に、実際に事故が発生してしまった場合の「受動安全機能」について、更なるテコ入れを施してきたわけです。
これは対歩行者安全を考える上で、この上ない追加装備と言えるでしょう。

クルマの特性は、ライバルであるアクセラとよく似ています。
独自の水平対向エンジンといった運転性能もさることながら、アクセラほどデザインに極端でなく、やや機能性を重視しているような設計でしょうか。
サイズ感も3ナンバーなのは同じなので、高齢者の方が運転するとなった場合の欠点もだいたい同じでしょう。

まさにインプレッサが、「安全性のトップをひた走る量産車」であることは疑いなく、その進化はまだまだ止まることはないでしょう。

というわけで、自動ブレーキ搭載車種を色々紹介してみました。

実際には、コスト面を考えるのならスズキの「スペーシア」が優位です。
タントも自動ブレーキの設定がありますが、性能面でスペーシアが圧倒します。(50kmでも停止に成功するレベル)

ただ、スズキさんは新モデル出す度に自動ブレーキの性能が悪くなってるので、スペーシアもフルモデルチェンジの前に買い換えておくほうが、値引きも効いて賢明かもしれませんね。。

地方の高齢者の方が、安心して車の運転を楽しめる。
そんな世の中が、本当に早く来るといいですね。

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コメント

  1. shin より:

    こんにちは。
    自動ブレーキはトヨタはあまり力をいれてないんですかね?スバルとかは、CMでもガンガンアピールしているのを見ますが。
    デミオの自動ブレーキはアクセラと同じものですかね?
    そうであれば、サイズ的にはデミオの方が高齢者は運転しやすいのかなと思いましたが、どうでしよう?

    • セトシン より:

      shinさん、コメントありがとうございます♪

      トヨタも自動ブレーキには力を入れてきているんですが、廉価車種に限って言えば、「トヨタセーフティセンスC」というシステムになってしまうんですね。
      この「セーフティセンスC」には対歩行者の自動ブレーキ機能がないので、ここでは紹介してないんですよ(^^;
      シエンタの「セーフティセンスC」とか、対車両で言えばかなりの衝突回避性能だったと思うんですが……後一歩かなぁ( ゚Д゚A;;

      デミオだけは、旧式のSCBSなんですよね。。。
      CX-3はアドバンスドになってるんですが、何故かデミオだけ……( ゚Д゚)
      全グレード標準搭載にする前にソコやろー!!と、突っ込みたかったワタシです(^^;
      スバルにももうワンランク下の車種がないこともあって、ハイレベルな2台としては、Cセグメントをご紹介せざるをえなかった今回の経緯です(^^;

  2. shin より:

    セトシンさんありがとうございます。
    最近以下のようなページを見たので、デミオにも最新の機能がついたのかと思っていました。
    http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/safety/?banner_id=b16807

    スバルも好きですが、昔のインプレッサみたいな5ナンバーの車をだしてくれるといいなあと思います。

    • セトシン より:

      shinさん、コメントありがとうございます♪

      標準化はしたんですけどねぇ……(^^;
      SCBSというのは旧式のレーダー方式で、アドバンスドSCBSというのがアクセラに搭載されている最新式(カメラ式)の技術になるんですよ。
      レーダー式は歩行者を感知してくれないんですよねぇ……。

      スバルもアメリカファーストで、どんどん大型化してしまいましたからね……。
      アメリカ市場失速の気配アリですので、今後の小型化に期待です!