未来のセダンを示す新型カムリ。使命はセダン復権ではなく、打倒SUVだ!

新型カムリ
出展元:トヨタホームページ

出ました出ました新型カムリ。

正直日本では超絶ジミーな車種ですが、アメリカではベストセラーな彼。
TNGAを前面に打ち出した今回のフルモデルチェンジは、今までのカムリ(@日本)とは一線を画する、ダイナミックなスタイリングを武器とします。
セダン厨の私としては、「オオ…お美しいお姿ぢゃ…( *´艸`)」と仰ぎ見るばかりですが、残念ながら3列ないので買えません。

そんな神々しきカムリをもって、「セダンの復権を目指す」と鼻息も荒いトヨタですが……。

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セダン復権になんぞ興味のないトヨタ

ぶっちゃけ、トヨタ的には、

「日本で低迷するセダン人気を復活させねば……」

なんてことはたいして考えていないですよね?

そりゃ、トヨタの中ぐらいカンパニーのお偉いさん的には、「どうにかせんとな~」ぐらいには思っていると思いますが、日本でセダンが売れないのはそんなに簡単な問題ではない。
トヨタが至上命題として取り組む課題ではないだけに、この「セダン復権を目指す」というのは、いわゆる一つのプレスリリースというやつだなと、へそ曲がりな私は解釈しておりますw

とあるトヨタの看板詳報(プレスリリース、と読む)、ってヤツですなww

なんでそうヘソ曲がりな考え方をするかと申しますと、理由は二つあります。
第一に、そもそも日本で本気で売るために開発された商品ではないから。
第二に、日本でセダンが売れない根本的な原因はもっと別のところにあるからです。

新型カムリは明らかにグローバルモデル…

第一についてはわかりやすいですが、そもそも日本で売ることを第一に考えているならサイズ感を間違えてる。
このサイズ感は、明らかに欧米です。
ガタイの大きい皆様向けのサイズです。
東南アジアの民族に向けたプレゼンスではありませんよね、ハイ。

べ、べべべ別にそれを否定するわけではありませんよ!?Σ( ゚Д゚)
むしろ、日本のために専売セダンつくるなんてこのご時世にありえない決断だと思います。
あくまでも、開発の中心はグローバルモデルにあるべきだと思うし、そういう意味で新型カムリは素晴らしいクルマだと思います。

なのでつまり、新型カムリ的には、「ついでに日本でセダン復権を目指す」というのが正しいプレスリリースと言うべきなのではないでしょーか。

セダンが売れない原因は根が深い

第二についてですが、日本でセダンが売れない原因は別に

「セダンがクルマとして劣っているから」

ではないと思います。
もちろん、SUVやハッチパックは良いクルマですが、セダンだって負けちゃいません。
では何で売れないのかというと、これは私の勝手な見解ですが、

軽自動車のせい

だと勝手に思ってます。

特にサイズ規制が緩くなってから、ファミリーカーとして軽自動車一台で事足りるようになってしまったところが大きい。
セダン衰退の一因は、まずはこの軽自動車の大型化によって、単純に普通車の締めるパイが小さくなった事実があるのは間違いないと思います。
セダンのような2列シートのクルマのメインターゲットは、核家族です。
それがイミフに税金の安い軽自動車に需要を取って代わられるわけですからね。

おのれ軽自動車! 平等な税制で勝負せよ!( ゚Д゚)ノ

ただ一方で忘れてはいけないのは、軽自動車の性能って凄まじく良くなってるんですよね。

小さいころ、おかんやばーちゃんの運転してた軽自動車に乗るのは拷問でしかなかった。
だってクーラー効かないもん。
坂道昇らないし、高速道路なんて絶対走れない。
それが今や、エアコンはガンガン効くし坂道はびゅんびゅん上る。
安全運転のうちのエイトは、よくタントとかに高速道路で煽られますよこの野郎。

スズキとダイハツとその他の努力によって、軽自動車は道を切り開いたわけです。
それは忘れてはならない大事なポイント。
ちなみにおかんが買い換えたミニの方がエアコン効かず拷問だったけどねw

というわけで、不平等な税制度と技術の進歩の二大要素で、時代を勝ち取った軽自動車によってセダンは駆逐されましたが、これは悲劇の始まりにすぎませんでした。

更に軽自動車が市場に浸透してユーザ心理が変わり、「運転性能」というセダン最大の持ち味を誰も求めなくなってしまったのです。
安い安い軽自動車で満足してるうちに、「乗れればイイヨ」精神が身についてしまった人が多くなって、みんな「運転性能」なんてどーでもよくなってしまった。
車選びの文化が変わったわけです。
よしんば普通車を買うとしても、それならSUVだろ、いやワゴンだろ、ハッチパックだろという優先順位で、セダンは一番下まで下がってしまったわけです。
チクショウ!! トランクルームの何が悪い!( ゚Д゚)ノ

こんな状況でカムリ出しても、売れるワケない。

トヨタが本気で日本でセダン復活を目指すなら、まずは軽自動車の税制度をどーにかする方が先だと思うよな~。

SUVに対抗するための新型カムリ

ただ、この新型カムリがすごいな~と思うのは、トヨタが完全に、

「SUVを叩き潰すためのセダン」

として送り込んできた点です。

……すいません、別にそういうプレスリリースがあったわけではありません。
きっとそうだと、私が勝手に妄想して盛り上がってるだけですw

ただ、実際問題として昨今SUVが何故バカスカ売れるのかと言えば、

「室内空間が広いしカッコイイ」

からだと思うわけデス。

少なくとも日本においては、別にSUVの「運転性能」や「悪路走破性能」がウケてるわけじゃなく、空間効率に「スタイル」という新鮮な要素を追加してくれるからウケてると思うのですよ。

車高が低くて美しいセダンですが、SUVとの比較において「運転性能」という評価基準は基本的に出てこない。
このまま放っておいたらユーザを持っていかれるのは明白です。

コレハイカン!Σ( ゚Д゚)

と気づいたトヨタの中ぐらいカンパニー。
意を決して、今回のカムリ神をおつくりになられたのでしょう。

つまり、勝負するならスタイル。

上に広がって空間効率を高めているSUVに対して、下に広がって(?)更に美しくなったカムリは、SUVに対しての勝負どころを完全に見出している。
昨今のSUVブームへのアンチテーゼが、この新型カムリというモデルなのです。

ほら、聴こえませんか? カムリ様の御言葉が……。

カムリ様「進化とは上に伸びるばかりではないぞっ!」( ゚Д゚)クワッ

SUV「くっ、やるなカムリっ! これがセダンかっ!」(=゚ω゚)

ダイハツ「うわぁぁぁ消滅するぅぅぅぅ!!」(;´Д`)

私はSUVが嫌いなわけではないのですが、それ以上に完全にセダン厨なので、このカムリの雄々しきお姿(妄想含w)には萌えるものがありますw

結局のところ、セダンが生き残るためには、如何に空間を犠牲にせずにクーペに近づくかというところになるんでしょうね。
これは高級車ゾーンはともかくとして、ミドルクラス以下のセダンが課された宿命に間違いありません。
力強さでアピールするSUVとは真反対の、流麗な美しさこそが、これからの新世代セダンの武器と呼ぶべきでしょう。

さあ行くぞSUV、まだまだ覇権は譲らぬッ!( ゚Д゚)クワッ

以上、新型カムリに興奮するセダン厨の妄想乙なコーナーでした(違

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コメント

  1. kuni より:

    こんばんは!
    新型カムリ、なかなかカッコイイですね☆
    流麗なスタイルのセダンは、これくらいのサイズでないと難しいのかもしれません。
    5ナンバーサイズに収めようとすると、どうしても寸詰まり感がでてしまいますよね。
    日本でセダンが低迷なのは、かっこいいセダンは大きくて価格も高いからだと思います。

    それから、軽自動車をあんまり悪く言わないでくださいね。
    そもそも、寸法・排気量等の足枷があるからこその優遇なのですから、平等でなくて当然です。
    同じ土俵(税制)に上がるときは、その足枷が外れるのですから、もはや軽自動車ではありません。
    だから、スズキもダイハツも、スイフトやブーンで、(軽自動車を作っていないメーカーと)ちゃんと勝負していますよね。

    長々と失礼いたしました。

    • セトシン より:

      kuniさん、コメントありがとうございます♪

      カッコイイですよね~♪ 待ってましたという感じです。
      確かに、デザインを突き詰めるとこのサイズになってしまうのかもしれませんね!
      そもそも日本で需要がないセダンだけに、小型セダンというのは中々難しそうですねぇ……(*´ω`*)
      スイフトでさえ、どこかの国で発売されてたセダンモデルは、決して良さげではなかったイメージ……。。。
      デミオセダンですかね!!ww

      はっ!?Σ( ゚Д゚) ス、スイマセン……((( ゚Д゚A;;
      ただ、私はやっぱり軽自動車の税制優遇はやめるべき、本来の排気量単位での流れに沿うべきだと思ってしまう派ですね(^^;
      もちろん正確には、普通車を軽自動車の方に沿わしてほしい派ですが!w
      それはメーカーの創意工夫によって、軽自動車が普通車並みの性能に進化したが故のことだとも思うのですが、それにしても最近はあの規格に拘泥する価値が全くなくなっているような……。
      スズキは特に顕著ですが、アジア圏で勝負する小型車メーカーにとって、日本専用のガラパゴス規格って逆に重荷じゃないかとも思うんですよね。。。

      • kuni より:

        おはようございます!

        日本はクルマに係る税金が種類が多くて高すぎるんですよ。
        取得税・重量税・自動車税・ガソリン税・石油税・消費税・・・。
        しかしながら、地方ではクルマは完全に生活の足。クルマなくして生活は成り立ちません。
        若者が地方の零細企業の給与で1人暮らしをしようものなら、軽自動車でも精一杯なのが実情です。
        そりゃ、若者のクルマ(普通自動車)離れも進みますよ。
        ですから、(贅沢ではない)小さくて軽いクルマには優遇される税制が必要なのです。

        軽自動車が進化し、普通自動車(コンパクトカー)との性能差が小さくなっている現在、セトシンさんが仰られるように、日本独自の「軽規格」はナンセンスかもしれません。「軽規格」に係る開発リソースがもったいないというのも頷けます。
        では「軽規格」を廃止し、普通自動車の税制に沿って優遇措置をとるというのはどうでしょうか。
        個人的な考えではありますが、車重1000kg以下、かつ排気量1000cc以下のクルマは、重量税を免除、自動車税を9800円(自家用)にする~なんて良いと思うのですが。
        これだと1L以下のスモールカーが結構あてはまります。スイフトRStなんて最強ですよね!。
        それから1Lの3気筒ターボのロードスターとかも出てきそうです。ライトウェイト・スポーツの復活!!
        面白そうだと思いますが、いかがでしょう?

        • セトシン より:

          kuniさん、コメントありがとうございます♪

          確かに、税金多いし高いしややこしいしで最悪デス……orz
          そういう意味で、「ぜいたく品ではないクルマ」としての軽自動車規格というのは、確かに有効なのかもしれませんね。
          レクサスやらアウディやらに乗っておられる方には、是非日本の財政に貢献して頂いて、私のような一般家庭を助ける税制度であって欲しいものですw

          「車重1000kg以下、かつ排気量1000cc以下」というのはアリですね! すごくイイと思います!!
          加えて燃費でも縛っていいかもしれません!(あ、スポーツもでるが…w)
          世界で言うAセグメントクラスを平等に扱える制度ですし、面白い着想も色々生まれそうですね♪
          歪な今の660cc枠に拘泥しなければ、なんともステキな精度に見えてきます!!

          • kuni より:

            こんばんは!

            ご賛同いただき、ありがとうございます!!

            「1000kg以下、かつ1000cc以下」、各メーカーの腕の見せ所ですね。
            あえてサイズの自由度はあったほうが、色々なクルマが出てきそうです。
            基本は3気筒エンジンのハッチバックになると思いますが、ソリオのようなハイトワゴンも可能ですし、S660ならぬS1000も出来そうですね!
            そして是非とも、コミコミ100万で買えるシンプルなクルマを各メーカーに作って欲しい。

            これは、あくまで車重とエンジンの大きさによる優遇措置なので、(制度をややこしくしないためにも)燃費性能による優遇(エコカー減税等)とは別にしたほうが良いでしょう。

            もっとも、生産から廃車までの長いサイクルでみれば、最新のハイブリッド車(プリウスクラス)よりも、シンプルで小さいクルマのほうが(多少燃費性能が良くなくても)環境負荷が小さいと思います。

          • セトシン より:

            kuniさん、コメントありがとうございます♪

            この規制なら、国際的にも立派なAセグメントですしね!
            とても面白そうな規制ですし、新興国市場でもバリバリ活躍するクルマが育ちそうです。
            サイズの自由度に関しては、仰る通りだと思います。そもそも今の軽自動車のサイズ規制は結構ナンセンスだと思ってますし……。
            1000ccということであれば、クルマが必需品である方にしても、それなりのロングドライブに耐えうる車両を買うことができますしね!
            かなり面白そうな規制なんですが、リアルにお国様はやってくれないかなぁ……旧年式のクルマに高税率課す前にやるべきことはあるやろ、って感じですね( ゚Д゚)