マツダとトヨタの提携が見据えるたった一つの未来の話

マツダとトヨタ

いやー、結婚会見でしたね~ww

ワタクシ、当日はマツダ公式の配信にかじりついてみておりましたw
なかなか和やかな雰囲気(後半はちょっと違うかも…?w)で進んだ結婚披露宴だったと思います♪

さて、今回の資本提携を受けて、巷では色々なことが言われています。
言われているのですが、どうも違うんじゃないかなぁと思う記事が非常に多い。
なので今回、私なりの考えを書かせて頂こうかなぁと思いました。

スポンサーリンク
レクタングル大

トヨタのマツダに対するリスペクトは半端ない

提携の内容、その細かい部分については、このブログでは触れません。
詳しくはマツダの公式ブログに出てますので、そちらをご覧ください。

トヨタとマツダ、業務資本提携に関する合意書を締結

トヨタとマツダの結婚会見

マツダは、本日、「米国での完成車の生産合弁会社設立」、「電気自動車の共同技術開発」、「コネクティッド技術の共同開発」、「先進安全分野における技術連携」及び「商品補完の拡充」に関する業務提携についてトヨタ自動車と合意しました。

ていうかね。

見て下さいよこの写真。

ネクタイの色見て下さいよ。

スーパーに赤ですよ!?
トヨタまで猛烈にマツダ色ですよ!?Σ( ゚Д゚)

小飼社長のネクタイが一番赤っぽくないぐらいww

この一枚の写真が、どれほどトヨタがマツダに対して敬意をもって今回の提携に臨んだのかが、容易にわかります。
章男社長のスピーチも、マツダに対するリスペクトに溢れたものでした。
「Be a Driver」という単語が章男社長の口から出たのは、感動した……(*´ω`*)

そもそも同じだけの金額を使って株式を持ち合うだなんて、本来何の意味もないのです。
世間のニュースには「マツダがトヨタのグループに入る」だとか「トヨタによってマツダ色が薄められる」というような見出しが並びますが、アホかと言いたいですね。
ここまで敬意を尽くしてくれたトヨタさんに対して、その表現は失礼だと思う。

むしろこの提携によって色が薄まる程度の会社であれば、マツダは滅びるしかないと思いますよ。

見据える未来はたった一つ

トヨタとマツダ

色々具体的な目標があることは予想されます。
予想されますが、トヨタが何を求めてマツダと提携したのかと考えれば、それは工場の共有などといった即物的なもの以上に、

EV開発におけるマツダのオタクさ

が一番ではないでしょうか。

今回の会見を見て、もっとも印象的だったのは、章男社長がおっしゃられた

「100年後もクルマは楽しいぞ」

というフレーズだったと思います。(正確には前回の会見の台詞だそうで…)

曰く、EVのスポーツカーに乗ったが、嗚呼電気自動車だねという感想しか持てなかったと。
つまりEVにおいて、各メーカーが味を出すのは非常に難しいということ。
それはつまり、クルマという乗り物がコモディティ化して、今のガソリン車が持つような強い趣味性を失い、単なる移動用モビリティと化してしまうということでしょう。

これは、NISSANのノート「e-Power」に試乗したときに、私自身も強く感じたことです。
スポーツカーなどではないBセグメントなので、過度な期待をかけるのも酷なのでしょうが、よく走って実用的だと思える反面、どこか無機的。
いわゆる「ドライビングプレッシャー」に相当するような、腰の底に伝わる興奮に乏しい。
予定調和の中で終始する、極めて事務的なフィーリングだったのは記憶しています。
(ただし、移動用モビリティとしては抜群の出来でもあります)

しかし、そこに力強く両社長が宣言したのが、

「クルマをコモディティにはしない!」

という熱き想いでしょう。
クルマを愛する人からすれば、クルマが「単なる移動手段」に堕ちるなんてことは許せない。
未来においても、相応の魅力を備えた楽しい存在でなければならないと思います。

そしてそのためには、EVな無機的なドライビング・フィールを改善しなければならない。
そこにこそ、トヨタがマツダと提携した真の目的があると思います。

トヨタとマツダを比較したとき、マツダの方が優れているものは何か?
まあマツダ信者である私的には色々あるんですが(w)、トヨタがマツダを買ったのは、

「マツダの方がオタク度が濃い」

というポイントではないでしょうか。
その濃密なマニアぶりで、コモディティの壁を越えて欲しい。
そのために、EVの基幹プラットフォームを共同開発する今回の提携に踏み切ったのでしょう。

もちろん、即物的な理由は様々にあるのでしょうが、最大の目的がこのEVであることは疑いないと、私は思っています。
そしてきしくも、この話が出てきたのはトヨタが固体電池の話を具体化させた後であることもまた、面白い。
クルマとしてのEVに将来性を見出したトヨタが、ここでようやく手を打ってきたのだと考えることもできます。

会見でも述べられていましたが、クルマを愛するもの同士の、「愛」によって結び付けられた、未来へ向かう魂の同盟だと感じました。
我々の愛する「クルマ」を守り、新時代に発展させていくための……。

マツダは得意分野に注力できるはず!

当然、マツダにとってはこの上ない話でしょう。

EV開発のうち、車両そのものの開発はともかくとして、何より電池を内製する余力はマツダにはない。
車載コネクト技術もまた然りで、これはWindowsやAndroidのような「OS部分を共通化する」という話だと思っているのですが、プラットフォームを独自開発してもメリットが薄いし、来るEV時代にはネットワークとの接続性が重要視されるので、強く堅牢制が要求される分野でもあります。
先進安全技術については、マツダは独自に開発を進めていますが、決して進んでいるとは言い難いのが現状でしょう。

マツダにとっては、こういった「規模故の不利」を解消しうる可能性を秘めた、とても魅力的な連携であるに違いありません。

後は是非、自らの「オタク度」でもって、トヨタの期待に応えるしかない。
これがグループ入りではなく、対等の同盟なのだと考えれば、期待に応えられない同盟国は見捨てられても文句は言えないのですから。

今回の会見、章男社長の言葉の一つ一つに、私は猛烈に感動しました。

クルマをコモディティにはさせない。
その力強い言葉を信じて、未来に向かっていきたいです。

この記事が気に入ったら
ぽちっ♪とお願いします!

スポンサーリンク
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル大