その名は”SKYACTIV-X”!! 新世代エンジンが具現化するマツダの咆哮!

SKYACTIV-X
出展元:マツダホームページ

遂にヴェールを脱いだ。

2017年8月8日。
その日、台風の余韻を覚ますような強烈な日差しが降り注ぐ中、マツダは新しく語彙を紡ぐ。

「SKYACTIV-X」

誰しもが薄々感づき、期待していたその新しい世界。
圧縮着火による内燃機関の制御により、従来のガソリンエンジンの性能を大幅に向上させたその新世代技術が、遂にマツダ自身の口から、新たなるスカイアクティブとして語られたのだ。

……震えた。

魂が、震えた。

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新世代エンジン「SKYACTIV-X」

というわけで、「スカイアクティブX」であります!!( ゚Д゚)ノ

英語で書くと「SKYACTIV-X」であります!!( ゚Д゚)ノ

だから何やねんという話でもあります!!( ゚Д゚)ノ

待っていた甲斐があったと言いますか、さすがマツダ、やってくれましたね。
昨日は一日、この話題で延々と(一人で)燃え上がってました♪w

この、一人で世界と戦ってるようなヒーロー感がハンパない。
細かい技術云々よりも、内燃機関の未来を背負って戦う孤独な戦士感が、マツダというブランドを孤高なものに押し上げるかのようです。
そういう意味ではむしろ、今のエンジンへの逆風というのはむしろ、マツダのブランディングにとっては追い風といえるのかもしれません。
風は西から、というやつでしょうかww

さて、この「スカイアクティブX」なる新しいエンジン、どこがすごいのか?
技術的な側面は置いておくとして、具体的なところを見ていきましょう。

燃費性能の大幅改善

現行スカイアクティブから20~30%の改善が見込めるとのこと。
非スカイアクティブ時代のエンジンと比較すれば、その改善率は35~45%になるとのリリースであります。

例えば現行アテンザの燃費性能を見てみると、

20S 17.4km/L

25S 16.0km/L

なわけであります。
これをリリースの数値に載せて考えてみますと、

20S 17.4 → 20.88~22.62km/L

25S 16.0 → 19.20~20.80km/L

つまり、

エンジン 燃費(JC08)
20S 17.4km/L
25S 16.0km/L
22XD 19.6km/L
20S SKY-X 22.6km/L
25S SKY-X 20.8km/L

という感じのJC08モード燃費になります。
(いずれもAT、2WD。SKY-Xは30%前提)

実際には、マイルドハイブリッド技術がここに乗っかることが予想されますので、燃費の数字は25km/Lに届くのではないかと予想されますね。
まあマツダはJC08の数字とか全く気にしてなさそうですがw

改善率としては、かなりのものです。

動力性能(トルク)の向上

むしろミソとなるのはこちらでしょうか。
現行SKYACTIV-Gと比較して、10%~30%のトルク向上を実現したとのこと。
同じくアテンザで比較してみますと、

20S 20.0kgf・m

25S 25.5kgf・m

なわけであります。
これをリリースの数値である30%を使って考えてみます。(最大トルクなので)

20S 20.0 → 26.0kgf・m

25S 25.5 → 33.15kgf・m

つまり、

エンジン 最大トルク
20S 20.0kgf・m
25S 25.5kgf・m
22XD 42.8kgf・m
20S SKY-X 26.0kgf・m
25S SKY-X 33.15kgf・m

という感じの最大トルク計算。
ディーゼルには叶いませんが、それでも大したものです。

動力性能という観点で言えば、重要なのはむしろこの後。
最大トルクを絞り出した後も、ガソリンエンジンらしい強力なピークパワーが味わえるということです。
これはかなり大きい……。
特にMTが用意されるのなら、むちゃくちゃ楽しいことになりそうです……(*´ω`*)

「デミオSKYACTIV-D1.5と同等のCO2排出量でありながら、ロードスターSKYACTIV-G2.0並みの加速感をすでに実現できている」とは藤原常務の御言葉。
ありがたやありがたや……(*´ω`*)

極めて安直な書き方をすると、SKYACTIV-Xというのは、

「燃費が良くなるターボ」

というのが近いのかもしれません。
パワーアップした上に燃費も良くなる、確かに夢のエンジンです。。。

点火プラグ併用式の着火

門外漢ながら技術的なことを少しお話すると、やはり噂されていたように、単純にHCCIなわけではなく、圧縮燃焼と点火式燃焼を切り分ける方式のようです。
その名も「SPCCI」とのこと。

まだまだ改善の余地はあるとの意見もあります。
新しい技術なだけに、伸びしろも大きそうですね!

SKYACTIV-Xの導入は2019年より!

これは素晴らしいニュースなのですが、同時に失意のニュースでもあります。
次世代SKYACTIV-Xの導入は2019年からと、公式リリースがありました。

……これによって、ワタクシめの車の買い替えには間に合わないことになりました(泣)

さて、2019年となると、ファーストリリースがどのクルマになるのかは興味深いです。
フラグシップでもあるアテンザの最新版に投入される、というのが妥当かと思っていましたが、リリース次期の兼ね合いを見れば次期アクセラでしょうか?

というのも、2019年にアテンザのリリースがズレ込むとすれば、2018年にリリースされる車種がなくなってしまいます。
確かに燃費性能を謳うには、より小型(日本では中型)なアクセラの方がわかりやすい。
サイズ感故に、動力性能も体感しやすいでしょう。

となれば、新型アテンザでの導入を報じていた各自動車雑誌の予想はポシャり、以前日経が報じていた新型アクセラ説が正しかったということになりますね(^^;

詳しくは公式リリースもチェックしてくださいまし♪

マツダ、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル”Zoom-Zoom”宣言2030」を公表しました。

もっと詳しく見たい方は、こちらのMotorFunさんのページがオススメ。
プレゼンの資料がめっちゃ見えます。

ついにきた! SKYACTIV-X 完全に制御された圧縮着火エンジン

現在のSKYACTIV-G、D併売で、Xの価格は…?

今回の発表で重要なポイントはもう一つあります。

マツダ新技術プラン2017
出展元:MotorFunさん

どどーんと、マツダの新技術導入カレンダーですな(*´ω`*)

2020年に控えるSKYACTIV-D GEN2というのが猛烈に気になるのはさておいて、ですねw
一番上を見て頂ければと思うのですが、重要なのは、

既存のSKYACTIV-G、SKYACTIV-Dもアップグレードして併売される

という事実だと思うんです。
しかもこれが何気に2017年スタートになっているという点だと思うんですw

それでは、順番に見ていきまひょ(*´ω`*)

2017年から搭載開始の気筒休止システム

まずはSKYACTIV-G2.5からアップグレードが開始されるそうです。

このアップデートにはついに「気筒休止システム」が搭載されるそうです。
これによって当然燃費は上がるでしょうから、楽しみは尽きませぬw

問題は車種。
G2.5ということはアテンザとCX-5が国内販売車種です。
残念ながらCX-8にはないので、オドレ何さらすんじゃい!という話でもありますw

フルモデルチェンジで導入されるとすれば、新型アテンザでしょう。
ただこのモデル、導入は2018年と言われており、2017年導入と言われる上記カレンダーと合致しません。
となれば、実際にはCX-5とアテンザの年次改良にて提供開始されると考えるのが妥当です。
ただ、CX-5は今年出たばっかりなので、いきなり年次改良になるかは微妙です。
ということで、アテンザの年次改良にて搭載されると考えるのが自然でしょう。

もう2017年も半分過ぎてますので、年末頃になるのではないかなぁと思われますが、そうすると「来年の新型アテンザは……?」というところも考えてしまいますね。。。

そしてSKYACTIV-Dにしてもそうです。
GもDも今年やるかどうかはグレーな資料の書き方(w)ですが、Dは早くしないと次世代がやってくるので、きっと今年には出ると信じます。
ていうかCX-8のSKYACTIV-Dがupgrade版だと思ってるんですけど何かいけませんか?w

SKYACTIV-Xはハイグレード扱い?

両エンジンを併売するということは、SKYACTIV-Xはハイグレード扱いでしょう。
気が早いかもしれませんが、マツダの今後の売り方を想定するとすれば、

SKYACTIV-G → 価格そのまま

SKYACTIV-D → 価格値下げ

SKYACTIV-X → 今のDより上…orz

という感じではないかなぁと思ってます。
ディーゼルに関しては、新型CX-5で旧型より値下げが行われている(全体的に値上がりしているにも関わらず!)ので、これは間違いないでしょう。
この傾向は今後も続いて、2019年にはより普遍的な価格に落とし込まれてくるはずです。
もちろん、そうはいってもガソリンよりは高いでしょうが。

そして、SKYACTIV-Xはハイグレードとして、今のDよりも上の価格帯が爆誕するのではないかなぁというのが、予想に難くない。
まあ値段が高いのはともかくとして、お願いだからレザー仕様マストとかにしないでくださいねというお話ですw

SKYACTIV-G → ○○○万円

SKYACTIV-D → Gから+25万ぐらい

SKYACTIV-X → Gから+40万ぐらい

って予想でどないでしょ?
…………せ、世知辛い(*´Д`)

でも、Xがハイグレード扱いだとすれば、CX-8に年次改良で乗るという可能性は高いでんなぁ……( ゚Д゚)y-~~

やはり新型アテンザは2019年か?

ここまでロードマップを見ると、やはり

新型アテンザは2019年に発売

という説が結構根強い気がしますね。
2018年は新車無しで乗り切るのではないでしょうか?

先ほどの年次改良サイクルでのお話(2018年フルモデルチェンジなら2017年に大幅改良するか?)という点もあります。
ですがそれ以上に、先ほどのロードマップで2019年開始となっていた、

MILD HV

New MAZDA Connect

というのが、圧倒的にアテンザ向きだと思うからです。

他の項にしても、フラッグシップであるアテンザから導入した方が良い気はします。
しかし、このマイルドHVと新型マツコネについては話が別。

マイルドHVは燃費性能をガツンと向上させる必殺兵器ですが、恐らく現時点ではオプション製品になるはず。
と考えれば、量販車種であるアクセラより、元が高価なアテンザの方が親和性が高い。

そして次世代マツコネは、今のマツコネのようなナビがどうたらという生易しいものではなく、明らかにEV時代を視野に入れた遠隔コントロールを前提にしたシステムでしょう。
具体的には、「スーパーで買い物しながらスマホアプリでエンジンスタート、そのままエアコンをON」ぐらいはできるはずです。
つか、できないとクソだと思います。
とすれば年額課金制の、インターネット接続必須のシステムであることは疑いありません。
いずれは世間に浸透するにしても、現時点ではやはり、アテンザのような元値の高い車の方が親和性が高い。

或いは日本未登場のSKYACTIV-G2.5Tあたりを登場させてお茶を濁す(失礼w)とか?
現行のSKY-G、SKY-Dのupgradeはあるにしても、ちょっとそれだけでは地味なのかなぁ。
販売店にとっては、我慢の一年でしょうか。
そういう意味では、国内市場におけるCX-8の役割はデカいですな……( ゚Д゚)

2019年には、遂にロータリー復活?

…………すいません煽りましたw

実際に、2019年にロータリーが復活する可能性はかなり高い。
ただ、それはSKYACTIV-Rとしての話ではなく、2019年に発売が明言されているマツダEVのレンジエクステンダーユニットとしてです。

残念? いやいや。
これはかなり期待できるビッグイベントですよ!!ww

長くなったので、この件についてはまた別記事で書かせて頂きます(^^;

というわけで、むちゃくちゃ興奮気味にお届けしたマツダの長期ビジョン「サスティナブル”Zoom-Zoom”宣言2030」。
欧州では規制強化で自爆してEV化なんてアホな思考で失笑ものの展開が続いていますが、重要なのはEVではなくPHVやHVでしょうし、新興国メインで内燃機関の要求はまだまだ続いていくのも事実。マツダの内燃機関ビジョンは完全に正論です。
後はこいつで、ガツンと商売を成功させてほしいものです!

※2017/8/11追記 説明会の動画が上がってました~!

マツダ公式さんから説明会の様子が動画でアップロードされます。
ちょっと長いですがご照覧あれ!!

……ううむ、しかしウチのマイカーどうしよう?
さしあたって当初の計画通り中古でアイシスにして、SKY-Xの登場を待つか……?(*´ω`*)
でもそうすると、次はSKY-D Gen2の登場を待ちたくなりそうな気もします……ww
この魅力的すぎる展開が、顧客の購買意欲を逆に削ぐことにならないことを祈りますww

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コメント

  1. Pow より:

    お久しぶりです。

    遂に来ましたね!
    先日のトヨタとの資本提携でいろいろ(やること発表されているのにw)妄想している私ですが
    このSKYACTIV-Xには本当に興奮しております!
    またしてもマツダがやってくれました!
    世界初の実用化!
    いったいどんなドライビングフィールなんでしょうかね?
    非常に楽しみです♪

    そして、第3世代SKYACTIVではどんな新技術が導入されるのか?←せっかちすぎw
    さらに、この技術がSKYACTIV-Rにどのようにフィードバックされるのか←そんな話しはまだしていないw

    妄想は尽きませんw

    今年の東モが非常に楽しみです!

    • セトシン より:

      Powさん、コメントありがとうございます♪
      お久しぶりです♪

      遂にきました! やってくれました!
      ディーゼルの特性を持ったガソリンというのは乗ってみないとわかりませんが、「エコいターボ」と考えるのが自然なのかなぁと勝手に妄想しておりますw
      いずれにしても、私の次のクルマの購入基準が大幅に変わってきました……ww
      この時代に背を向けたロンリーヒーロー感がマツダというブランドを余計に熱く焦がす……(*´ω`*)

      今年の東モは私も参戦予定!
      果たしてRX-VISIONの次は出るのか!?
      楽しみは尽きませんね!!(^▽^)ノ