トヨタが世界一のEVメーカーに? 「全固体電池」が世界を変える!?

トヨタアイシス

EVの技術は日進月歩。
まだまだ発展途上な分野であり、正直「クルマ」の代替になりうるようなヴィーグルではないというのが、私の個人的な意見です。
イーロン・マスクがどんなにアーリーアダプターを取り込んでも、実運用面でのハードルが高過ぎて、レイトマジョリティの壁を絶対に超えられないと、ワタクシは思っております(*’ω’*)

そんな中で、自称アーリーアダプター諸氏から「遅れている」と名指して批判され続けているトヨタ。
未だにEVをリリースしていないあたりがその(disる)理由らしいのですが……。

ところがどっこい、です。
トヨタが全世界的にEVのトップランナーになる可能性が出てまいりました。

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そもそも論、トヨタはEVに強い

先日、こんなニュースが流れてました。

トヨタはEV開発に出遅れたのか?

さて、記事タイトルの「トヨタはEV開発に出遅れたのか?」という点だが、どうだろうか? クルマ作りのビジョンは違うが、むしろ技術に関する限り、テスラよりトヨタの方ができることは多い。必要があればトヨタは汎用バッテリーを買ってきてシステムを構築することは今すぐに可能なのだ。

この内容は非常に事実だと思いますし、世間を騒がしまくってるEVインフレにはワタクシ的にも辟易しています。
記事冒頭の話ではないですが、ボルボがフルEVになるとか書いてるアホメディアはもうフェイクニュースと断言してもいいぐらいですねww

少なくとも、最近の「トヨタはEV的にヤヴァイ」なニュースは全く根拠がない。
HVシステムでモーター駆動、電池管理に圧倒的な実績を持つトヨタが、EVで技術的に不利なワケがないですし、そもそもすでにトヨタはEVを市販してるでしょう。

コムス
出展元:トヨタホームページ

こんなのとかね!!(厳密にはトヨタ車体ですがw)
う~ん、82万はちょい高いかなぁ……ww

そしてトヨタがEVをコムスしかリリースしていないというのは、それは世界的に見て、EVというのが「こういうレベル」なのだということでしょう。
技術的にも環境的にも、そして実運用的にも、EVの現実はこういう小型モビリティ的なレベルでしかないということです。

その実情を踏み越えて蜃気楼を作り上げたテスラのイーロンマスクの手腕は凄まじいものがありますが、まあそれはそれ。
いつまでも「EVに本気にならないトヨタ」の背景は、「EVは作れるけどそれほど実用性がない」という合理的な判断があると考えるべきです。
どちらかというと「水素」の方に可能性を感じたからこそ、FCVに注力しているのでしょう。

…………が、しかし。

そのトヨタから、衝撃のニュースが飛び込んできたのは、つい最近のことです。

これが事実なら、FCVの未来なんて来ないかもしれないし、PHVの時代もすぐに過ぎ去ってしまうかもしれません。
トヨタが今まで積み上げてきた環境戦略を自ら否定し、そしてEV業界の王として君臨することになるかもしれないのです。

「全固体電池」がEVの弱点を解決する?

共同研究していた東京工業大学のサイトに詳しい技術的なお話が載ってます。

超イオン導電特性を示す安価かつ汎用的な固体電解質材料を発見 ―全固体リチウムイオン電池の実用化を加速―

が、お話が難しいので、かみ砕いてくれているニュースをご紹介致しますw

トヨタ、画期的性能を発揮するEV発売か – 全固体電池とは?

東京工業大学のサイトによれば、リチウムイオン電池よりはるかに高速充電と高出力が可能で、出力特性はリチウムイオン電池の3倍。リチウムイオン電池が苦手とするマイナス30度や100度といった極端な低温・高温でも優れた性能を発揮し、さらに高い耐久性も備えているという。

今回の報道では、現在300~400km程度であるEVの航続距離が2倍になり、充電時間は数分。さらに寿命が非常に長いとされているが、これは控えめでこそあれ、誇張した数値ではないのかもしれない。

まあぶっちゃけ、航続距離云々もさることながら、

「充電時間は数分」

というのが圧倒的なポイントでしょう。
ぶっちゃけ、EVの実運用上最大のネックがこの充電時間であることは疑いなく、「お出かけ先で充電切れたらどうすんの」という問題をはじめ、集合住宅での充電など、様々な問題が充電というボトルネックにぶら下がってきます。

もし本当に、数分で充電が終わるのなら、それは現在のガソリン車の運用と何ら変わりありません。スタンドに行って充電すればいいのです。
他のクルマが充電待ちで並んでいたとしても、それぞれ数分で充電が終わるのですから、今のスタンドでの順番待ちと何ら変わるところはありません。
旅行先でのエネルギー充填ポイントは、むしろガソリンスタンドより簡単になるでしょうし、集合住宅に住んでいる人も気兼ねなくEVを選択できるようになります。

そして、耐久性も向上するということは、電池性能の劣化に対策がうてるということ。
これは昨今話題のEVのリセールバリューにも直結する話でしょうし、寒冷地に弱いとされる電気駆動車にとってこの上ない補強になります。

とまあ、ウダウダ書きましたが、要するに、

全固体電池が出たらEVの弱点が全部解決されるんじゃね!?Σ( ゚Д゚)

というお話でありますとともに、

次世代環境車はEVに統一されるんじゃね!?Σ( ゚Д゚)

というお話でありますとともに、

そんな電池トヨタが開発したらEVもトヨタの天下じゃね!?Σ( ゚Д゚)

というお話でありました。

そもそもEV系の技術が揃ってる上でこのチート電池の開発……。
さすがとしか言いようがありません。

実際にトヨタは、FCVだけにかまけていたわけでも、EVから逃げていたわけでもありません。
トヨタほどの規模があれば、根本には「全方位戦略」があります。
資金力のある企業の強みといえばそれまでですが、さすがに抜かりないです。

そしてこの性能になってくると、基本的にEV否定派の私も、

「いや、EVでしょう!」

という変わり身をみせざるをえなくなりますw
だって私がEVを問題視する最大のボトルネックは「充電時間」ですから。
Well to WheelによるCO2排出量の問題もありますが、発電所がスケールアップされる前提で考えれば、最終的には「いずれはモーター&バッテリー」にたどり着くのは時代の流れでしょうし、全固体電池の実用化に向けて走りだすのは正しい流れだと思います。

つか、もしかしてトヨタとマツダの提携の根底にはこの「全固体電池」があって、EVの時代が来ることがだいたい想像できた上で、両者とも「魅力的なEV開発」に向けて舵を切ったんですかね……??|д゚)

この究極の電池、2020年にも実用化されるとの向きもありますが、品質に慎重を期すトヨタがそこまで焦るかなぁ……?
しっかりと技術的検証・安全性の検証を繰り返したうえで、2025年あたりを目途に実用化されればいいんじゃないかなぁと思いますね。
ぶっちゃけ、それまではリチウムイオン電池のPHVで十分だと思いますし。。。

それにしても、ひと昔前までは、「トヨタの働き方の仕組みはスバラ!」とか言って絶賛してビジネス書出しまくってた経済紙が、いつの間にか「垂直統合型は時代遅れw」とか言い出してトヨタをdisりはじめるのだから、メディアというのも無責任なもんですな~(´・ω・`)

水平分業でも垂直統合でも結局は人であり、人を集めるの組織のトップ。
そういう「ザルの出来」は二次的なことでしかありませんよ。
むしろ創業者ではない「跡継ぎ」社長たちの経営陣でこれだけの経営をしているトヨタたち垂直統合型企業をdisるのは、単なる欧米被れでしょーに…(*´ω`*)

ちなみにTOPの画像がアイシスなのは特に理由はありませんw

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コメント

  1. ビール猫 より:

    EVについては、私もセカンドカーにしかなれないとおもっています。

    たとえ急速充電が技術的に実現したとしても、社会的設備の面で疑問が残ります。

    テスラのモデル3ですが、アホみたいにバッテリーを積んでいます。

    容量が60KWとか70KWの電池の「お化けです。

    家庭の電力供給量は、ブレーカーをみると100Vの50Aから100Aです。

    ワット数にすると5KWから10KWです。

    そのうちクルマの充電に割けるのは2~3KWでしょう。

    となると、家庭では急速充電は不可能なので、充電スタンドで充電するしかありません。

    急激に電力消費が増えると、周囲の電圧が不安定になり、電力供給に支障をきたします。

    電力会社は需給を安定させるために発電所を何十基も増設することになります。

    日本では原発の増設は無理ですから、火力発電になります。

    だったら、石油でクルマを走らせればいいのでは?

    と思ってしまいます。

    多額のカネと手間をかけてまで、EVを普及させる意味はあるのでしょうか?

    私は、20年後も内燃機関は健在だと思っています。。

    • セトシン より:

      ビール猫さん、コメントありがとうございます♪

      私も同意です。内燃機関は今後ももっとも重要なエネルギー機関であり続けると思います。
      家庭での急速充電は、私も絶対に不可能だと思います。
      家庭でやるなら、せいぜい20Vの充電が限界であって、それを数十分という単位ではなく、一晩かけて充電するのが正しい使い方に落ち着くのではないかなぁと思っております。
      急速充電は充電ステーションになると思うんですが、ここに現在の充電性能の限界が出てきますよね……外で30分待つんかいという……。
      そしてそれこそ原子力依存にでもしない限り、CO2は劇的に減らせませんしね……(*´ω`*)

      やっぱり現時点では、基本はEVで不足分をガソリンで走れるPHVの仕組みがもっとも合理的だと思ってしまいます(^^;
      今後20年はPHVが主流で、その後の展開は技術革新次第だと、私は思っています。