S-FRの開発再中止は残念だけど納得する。小型FRの需要って如何ほど?

S-FR

先月のマガジンXに、さらっと衝撃的な内容が載っておりました。
なんと、トヨタが開発を進めていたS-FRが、再び開発中止になったというではありませんか!

マガジンXが以前「開発凍結」をすっぱ抜いてから、2015年の東京モーターショーに出品され、その後開発再開が伝えられる中で、今回開発「再」中止が報道される紆余曲折。
これが本当だというのなら、どうなってんだよトヨタの中身というお話ではあるんですが…。

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そもそもS-FRの「小型FR」に需要はある?

これこれ、我らがニューモデルマガジンXさん。
表示にも載っておりますが、S-FRは意外な結末を迎えたというわけです。
詳しくはマガジンX本誌をご購読下さいというお話なんですが、本誌にも「開発中止」に至った理由は詳しく書かれていません。

しかしですな。

個人的にはもちろん残念ですよ?
かなり残念なわけなのですが、そもそも論。
S-FRって果たして需要あったのでしょうか?(´・ω・`)

個人的にはこのパッケージングなら、正直FRじゃなくても全然いいんですよね。
このテのコンパクトFRと言えば、恐らくかつてのスターレットから始まり、大なりな枠では旧86からの峠走れるゼ層までをターゲットにしたFRだったわけだと思うのです。
思うのですが、そういう層って新車でクルマ買うのか……?
何だかターゲットに微妙なズレがあると思うんですよね。

ぶっちゃけ、FRを求めるということは、「走行感覚」を求めているということだと思います。(スタイリング等々もあるでしょうが、まあそれはさておき)
確かにFRの走行感覚は気持ちいいと思いますし、その気になればドリフトだってできる(らしいけど私は出来ないw)し、良いことづくめに見えます。

ただ、そもそも論ですが、そういう方々はS-FRではなくて86を選ぶと思うのです。

FR特有の走行感覚がイイ走り大好き人間

S-FRはパワー不足で入門用過ぎる

86買う

サーキットで車を走らせたい

S-FRはパワー不足で入門用過ぎる

86買う

峠で車を走らせたい

S-FRはパワー不足で入門用過ぎる
OR
新車より中古の方がよくね?

(中古)86買う

こんな感じ。

もちろん、そこはトヨタとてわかってる。
わかった上で、トヨタはマニアではなく、ライトな「カッコイイ車好き」にS-FRを売りたいのですよね?(*´ω`*)

つかそれ、FFでよくね?(*´ω`*)

ライトなクルマ好きに訴求できる要素というのは、果たしてFRなのでしょうか?

多分、そうではないと思う。
だって、ライトなクルマ好きはFRの何が良くてうにゃうにゃというお話はわからないと思うのですよ、私だって詳しくはわからないしw

むしろライト層にアプローチするなら、「エンジンパワー」と「価格」だと思います。

「エンジンパワー」の魅力は非常にわかりやすい。
踏めばわかる。踏めば走る。コレ、とてもカンタンネ。
もちろん、ストレスなく曲がるのは大前提だし、乗って気持の良いスポーティーな走行感覚は大事なのですが、FRにしてまでそこにこだわることはないと思う。

何より重要なのが「価格」で、FRにして開発費挙げるぐらいなら、次期ヴィッツベースでクーペ的なモデルをつくってくれた方が良いと思う。
ライトな層がクルマを選ぶとすれば、絶対にコスト面での制約が大きくなる。
せめてヴィッツのRS的なレベルまでお値段を下げて頂かないと、多くの人は200万もする2ドアクーペは買わないですよ……。
昔の2ドアが売れた要因は、もちろん時代的な背景も多分にあるわけなのですが、何よりもまず、奴らは安かったのですYO。

敢えてトヨタがS-FRをつくる理由は…

むしろ、量販を見越して税金対策、パワートレインを1Lターボにしようとかになってくると、最早トヨタがつくる必要はない気がしますねエエ(*´ω`*)

だって1Lターボってダイハツのゾーンだよね?
今もタンクとかでダイハツの使ってるし。
最近トヨタが3気筒ターボを開発したとかいう話も聞いたような気もしますが……。

グループ的には、

Bセグメント ⇒ トヨタ

Aセグメント ⇒ ダイハツ

という役割分担だと思うんですが、ダイハツにブーンのカリカリグレードを復活させて頂いて(w)、その足でS-FRならぬS-FFをつくって頂くのもアリなのではないかと思いますね。
まあダイハツの規模でスポーツカー二台持つのというお話でもありますが(^^;

ていうかトヨタさんは、自社でスポーツカーつくるぜオーラを漂わせておいて、結局は外注するという作戦得意だもんネ!(言い過ぎ?w)

ただ、トヨタさん自社開発しないと、頑張って売ってくれない気もしますが…w
つかむしろ、ダイハツ的に全く売れないかな?ww

でもリアルな話、例えば現行フィットのRSで200万を超えます。
もちろんインパネ等々の設えを豪華にした影響はあるのでしょうが、それでも結構なプライスに見えなくもない。
ダイハツのAセグメントであるパッソなら最低で120万ぐらいからあることはありますが、1Lターボを要するタンクはその時点で180万(やはり単純比較は難しいにしても)にも上ってしまいます。
つまり、ヴィッツベースのBセグメントではなく、パッソベースのAセグメントとしてつくらない限り、アンダー200万はユメなのではないかと思ってしまいますね……。
目指すは夢の150万ですが……ww

ちなみに現行ヴィッツ、いつの間にかRグレードなくなってます??(´・ω・`)

S-FR最大の価値とは?

これは完全な私見ですが、私的にはS-FRの何がスゴイって、デザインだと思うわけです。
ターゲット層に確実に好意を与えそうな、素晴らしいデザインだと思います。

そりゃ、東モで公開されたときには諸々と批判も出ましたが、ちょっと待てと。
あれはそもそもクルマニアに売る一台ではなくて、ライトなユーザに訴求をかける一台なのですから、カリカリのクルマ好きが「カッコ良くなかろう」なんて言っても全くどうでもいい評価なのです。
問題は奥様や草食系男子(イメージw)が気に入るかどうかであって、マニアへのアピール度ではないのです。

従って、S-FRがこのデザインの路線をキープできない、カリカリ系のスポーツ顔になるのなら、売らない方がいいと思ってます。
まだコンセプトカーですが、マジでこのデザイナーの人はパネェと思ってますw

まあこう書くだけでも、S-FRという一台にとって、

「FRというコンセプトだけがニーズから外れている」

とは思います。
デザインもパッケージングも別にハズレてはないし、なるべく価格を抑えたスポーティーな4人乗りクーペというのも新しいチャレンジで、しかもブルーオーシャンなのでやってみる価値はあるように見えますが、やはり別にFRである必要性がないのは事実だと思いますねエエ。

FFでいいので、リアルに150万ぐらいでこのクルマがでたら、ふつうに女子とか、結婚前の独身男子とか、ポロポロと買いそうな気はするけどなぁ……。
まあマーケットで言えば、訴求するのがライトユーザなだけに、パーツ市場が成り立つかどうかが怪しいところではありますが……。

FFでいいから、つくってくれないかなぁ……(*´ω`*)

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コメント

  1. ビール猫 より:

    > トヨタさんは、自社でスポーツカーつくるぜオーラを漂わせておいて、結局は外注するという作戦得意だもんネ!

    ↑ちょっと笑いました。
    私も同感です。

    にしても、小型FRは確かに需要ないですね。

    昔のスターレット(KP61)みたいなのが売れるとは思えませんからね。

    Bセグメントのスポーツカーなら、FFのスイフトスポーツでいいし、かといってAセグメントにブーンXなんてのをラインナップしても需要なさそうだし(苦)。

    軽自動車でやってみては?
    と思ったら、既にコペンがありましたね(FFだけど) 。

    というわけで、開発中止は仕方ないっすね。orz

    • セトシン より:

      ビール猫さん、コメントありがとうございます♪

      そうなんですよね、全くといっていいほど小型FRの需要が思い浮かびません。
      Bセグメントクーペならオリジナリティがあるんで、売れる売れないは別にしてやってみる価値はあるかもしれない(是非やってみて欲しい)ところなんですけど、それがFRである必要性が思い浮かばないというか……。
      何にしても、2+2のクーペというのは貴重なスタイリッシュカーだと思いますので、是非何らかの形で市販化にこぎつけて欲しいとは思います。

      ブーンXは苛烈なグレードでしたが、そもそもブーンが全く売れてないので仕方ないですよねw