「コンセプト愛i」に見るトヨタのビジョンとは? EVの持つ真の意味はそこにある

コンセプト愛i
出展元:トヨタWebサイト

マガジンXの既報通り、東京モーターショーにトヨタがEVを出します。

その名も「TOYOTA Concept-愛i」。
人を理解する技術というのを根底に、自動運転技術やらエージェント技術やらを組み合わせたスゴイ一台なのですが、まあそれは

「はいはいコンセプトカーだからね(笑)」

ということでさておきますw
人を理解するAIって全く興味がねぇズラww

個人的には、重要なのはコンセプトiはともかく、重要なのはその発表と同じくしてリリースされたトヨタの一つの方針だと思うわけです。
その名も「Start Your Impossible」。
トヨタが遂に、新時代に向けての動きを明示した、と考えてよいかと思いますね。

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「Start Your Impossible」とEV

この「Start Your Impossible」、何のことかと言うと、トヨタがリリースした新しい企業チャレンジの宣言です。

トヨタ自動車、グローバル企業チャレンジ「Start Your Impossible」を開始
-モビリティ会社として「すべての人に移動の自由を」-

…「移動」がチャレンジするための障害ではなく、夢を叶えるための可能性になってほしいとの想いから、今までの狭義のモビリティ(自動車)だけではなく、モビリティソリューションの提供を積極的に考えていく。…

(一部抜粋)

話がいまいち抽象的なので、読んでもポカーンというか、

「だから何のことやねん!?Σ( ゚Д゚)」

という方も多いかもしれません。
ていうか、ふつうに読めば「あっそう、ふーん。まあ頑張ってね」だと思うわけなんですが、このEV化に揺れるご時世において、これは結構大事なことを言っている。
変革のクルマ業界で、トヨタがどういう会社になろうとしているのかが、ここからはよくわかります。

具体的にどういうことをしていくのかというと、

コンセプト愛i

こういうことでしょう!( ゚Д゚)ノ
「Conncept-愛i」そのものではなく、このバリエーションに注目して下さい。
なんか3台いる点がポイントですw

わゆるEVである「Conncept-愛i」だけではない。

乗車定員二人の、次世代向け小型モビリティ「Conncept-愛i RIDE」。

一人乗りの超小型モビリティ、「Conncept-愛i WALK」。

この3台は、トータルとして

「新しい時代のモビリティ」

において、それぞれの役割を果たすための道しるべなワケです。

まず、「クルマ」という狭義のモビリティ…今までも、そしてこれからもそこに在り続ける人間の大きなパートナーの部分を受け持つのが、「Conncept-愛i」。
時代が進んでも、多人数乗車が可能な「クルマ」の必要性は残り続ける。
世間一般に思い描かれる「純然たるEV」として、いわゆるリーフやテスラシリーズと戦うことになる一台でしょう。

そして次世代の主役になるのではないかと思われるのが「Conncept-愛i RIDE」。
ワタクシはEVというのは小型車向けだとかねがね思っておりますが、この「Conncept-愛i RIDE」はワタクシのそういう理想そのものの姿。
乗車定員は二人というのが寂しいですが、航続距離100km以上と、実用域を十分にカバーします。

そして「Concept-愛i WALK」はそれよりさらに小型な個人向けモビリティ。
要するにセグウェイですが、「歩行」や「自転車」といった個人向けモビリティの次世代化、電動化に向けた重要な提案だと思います。
これはガチで、さっさと日本中に導入してほしいアイテムですねw
とりあえず近所のイオンに常設してほしい……店内広すぎて歩くと筋肉痛になる……ww

こういった様々なモビリティを適材適所に配して、移動をより便利に自由にしようというのが、トヨタが今回打ち出したコンセプトだと思います。
つまり、思い切って要約してしまえば、トヨタが乗り出そうとしているのは、

モビリティの小型化

という事業に他なりません。

クルマが消えるわけではないけれども、モビリティはそれぞれのニーズに最適化し、より小型になっていく。
それがトヨタの考える、未来のクルマ社会なわけです。
大型ジェガンタイプではデナンゾンに勝てない未来というわけですな(笑)

「Conncept-愛i」って所詮コンセプトカーですが…

さて、「Conncept-愛i」です。

トヨタが遂に発表したEVなわけですが、実際にはラスベガスモーターショーですでに発表された一台らしく、ワールドプレミアというわけではありません。
ただ、当時はEVであることは明言されていなかった(はず)なので、正式にEVですよと告知されるのは今回が初になります。

サイズ感がどの程度のものかと言いますと、

全長 全幅 全高
Conncept-愛i 4,430 1,830 1,475
ワゴンR 3,395 1,475 1,650
アクア 4,050 1,695 1,455
プリウス 4,540 1,760 1,470

という感じらしいです。
結構デカいですぜ奥さん!

まあコンセプトカーなので、あまり細かいこと言っても仕方ないのかもしれませんが、

「これだけサイズ感があって乗車定員4人ってどうよ!?Σ( ゚Д゚)」

と思ってしまいまする。

プリウスPHVといい、トヨタさん乗車定員5人の持つ効用をナメてない?
ファミリー世帯にとって、プラス一人の乗車人数は結構心強いものですぜ……?
自分はセダンに5人乗りで過ごしてきた子ども時代だった(12歳まで一人っ子)ので、その効能効果にはお世話になってきたものですが…。

そしてEV的に大切(だといわれる)な航続距離は、

「300km程度」

としか書かれていません。
その数字はどの基準によるものかわからないので、評価しようがないですね。
だってリーフみたく、JC08の数字では400kmとか謳っておきながら、アメリカ式で測定すると240kmというイミフな数字に陥る可能性もありますのでww

ただまあ、この「Conncept-愛i」的に言えば航続距離の数字はきっとそれほど問題でも重要でもないと思うのが、

え? これにロータリーレンジエクステンダー乗るんでしょ?(*´ω`*)

というその一点でございましょうかww

噂の全固体電池が搭載されるのならともかく、まだまだ現時点では電池に依存するより、レンジエクステンダーを搭載する方が合理的ですから。

しかしまあ、不安にさせてくれるのがインパネの適当さというかキラキラさというかDQNさでして(w)、ぶっちゃけこんなインパネのコンセプトカー出しておいて本気で2020年頃から実証実験する予定のクルマなのですかと突っ込みたくなりますw
そしてガルウィングイラネ…値段下げてくれ。。。(´・ω・`)

「Conncept-愛i RIDE」は狙いはいいけど…

ワタクシ的にヒジョーに楽しみであり、そして同時にヒジョーに「?」なのが、「Conncept-愛i RIDE」でございます。
航続距離100km~150kmというのは小型モビリティとして全然必要十分な範囲だし、それこそロータリーレンジエクステンダー載せればいいと思うので全くもってどうでもいいわけなんですけど、

「乗車定員二人って誰が買うの?(´・ω・`)」

というドストレートな疑問がありますw

そりゃ、50万ぐらいで買えるのなら話は別ですが、航続距離を見るに100万から200万は当然のようにすると思うわけで。
そうなると、誰がどう考えてもみなさんアルトやワゴンRを買ったほうが現実的だという結論に行きつくはずです。むしろヴィッツでいいよみたいな。
2ドアでもいいから、せめて後部座席ぐらいないと、実運用に耐えられないよ……的な。

まあ、あんまりコンセプトカーに突っ込んでも仕方ないのですが、同時に示されたビジョンがあまりにも鮮烈というか、「ああ、さすがトヨタだな」と思わせるものだっただけに、コンセプトカーの仕上がりにも注目してしまいます。

私は決してEV否定派ではないので、世の中が便利になるのなら、EVというのも大歓迎でございます。
クルマがすべてEV化するというのは、ちゃんちゃら頭のおかしいお花畑な意見だと思いますが、小型モビリティと中心とした社会でEVが拡がるというのは非常に正しい意見だとも思っていますので、中々に面白そうな取り組みですね。

トヨタの頑張りを、これからも楽しみに見ていたいと思います♪(*‘∀‘)

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