かつてHONDAの量産スポーツモデルの象徴ともいわれ、FFスポーツの代名詞ともなったシビック。
セダンやスポーツモデルが不況である昨今、日本での販売は2010年のFD型を最後に販売が中止されていました。
欧州ではHONDAの主戦力として活躍するCセグメントモデルですが、日本では不遇に喘いでいた不運のモデルですねー(´ω`)
ですが最近、その周辺が俄に騒がしくなってきました。
HONDA社長が次期モデルの日本販売を公言しましたし、超高性能化したTYPE-Rについても話題騒然です。
「新型TYPE-Rは間違いなくFF最速」というHONDA社長のコメントは、旧来のHONDAファンとしては嬉しいですね♪
今回、ご紹介するのは現在日本販売モデルとしては最終型のFDシビック。
そろそろ10年落ちを迎える車両も存在しようかという時期にさしかかり、中古車としては「まさに熟れどき」を迎えようとしています。
安く、軽く、そして力強い!高レベルのミドルクラス!
うむ、なかなかにスタイリッシュ。
黒だと質実剛健としたプレミアムセダン感も出てきますね♪
割とデザインが地味めなのはHONDAらしいですが、別に地味なだけでデザインが悪いわけではなぁぁぁぁい!!(笑)
リアとサイドは質素かつ地味ですが、引き締まったセダンらしいお尻のスタイルはむしろ昨今のHONDA車よりもよいぐらい♪w
また、MC後のフロントマスクは非常に精悍につくられていて、とてもスポーティな印象を与えてくれます。
そう、結構洗練されてるんですよ、このシビック。
ライバルのアクセラやインプレッサに、同じ年式の車種で比べると全然負けてないんですよね!(さすがに現行アクセラとかに比べると分が悪いですけど)
なんといっても、最大のウリは中古車市場における価格の安さでしょう。
7,8年落ちながらも走行5万km程度で、5年は乗れそうなこのシビックが、50万と少しの車両価格から存在します!
そしてこのFD型はミドルクラスとして大型化され、3ナンバーされた最初(にして今のところ最後)のシビックです。
そのせいで、旧来のシビックファンからは白眼視されていたりもするのですが……。
しかし、この3ナンバーボディはファミリーカーとしてのジャストサイズ!!
家族を乗せるには、5ナンバーより3ナンバーのほうが室内空間も広く取れていいですよね♪
車格的にはCセグメント、ライバルは手強く、「アクセラ」「インプレッサ」といった猛者たちです!
そんな強敵に対抗するこのシビックの強みは、何と言ってもHONDAのDNAそのもの!
つまり、1.3tに満たない軽い車体に、HONDAの魂ともいうべきVTECエンジンを搭載していること。そのことが、この車の最大の魅力なのです。
VTECエンジンのスペックはさすがとしか言いようがありません。
燃費にして17km/lを誇る1.8GLという廉価グレードでも、140psという高い出力を絞り出します!
HONDAといえば、このVTECエンジン。
一度でいいから乗ってみたいですよねぇ(´ω`)
お手頃さ抜群でファーストカーにもファミリーカーにも♪
この型のシビックは、恐らくここ数年が最も買い時でしょう。
5、6年落ち5万km未満のモデルを合計100万未満で狙う、そんな構図になると思われます。
ライバルには前述した「アクセラ」「インプレッサ」といった猛者がひしめきますが、フロントマスクのデザインとVTECというエンジンの武器で十分に戦うことができます!!
ファミリーカーとしてご紹介しましたが、大学生や新社会人のファーストカーとしても良い車です♪
最初の車だから高いお金はかけられないけど……それでも運転して楽しい車、それなりに装備の充実した車がいい。シビックはそんな要件をほぼ完璧に満たしてくれます♪
新モデルの日本販売ももちろん楽しみですが、旧モデルにも魅力がいっぱいなんですよ♪
Cセグメントモデルを中古車でご検討の方は、是非検討してみて下さい( ´▽`)ノ